
NGMN (Next Generation Mobile Networks) Allianceは、世界の主要なモバイル通信事業者が中心となって設立された業界団体です。📡
主な目的は、次世代モバイル通信技術(5G、6Gなど)の標準化を効率的に進めることです。NGMN自体が標準規格を策定するわけではなく、通信事業者としての視点から、技術要件や課題を整理・提言し、3GPPのような実際の標準化団体や機器ベンダー、ソフトウェア企業などに働きかけを行っています。
組織の役割と目的
NGMNは、以下の役割を担うことで、次世代ネットワークの発展に貢献しています。
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技術要件の整理: 通信事業者の立場から、ユーザーや産業界が求めるネットワーク要件をまとめ、技術開発の方向性を示します。
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標準化の推進: 標準規格が乱立するのを防ぎ、国際的な協調を促すことで、相互運用性と効率的な技術導入を可能にします。
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知見の共有: メンバー間で技術的な課題や導入経験を共有するフォーラムを提供し、業界全体の技術レベル向上を図ります。
参加メンバー
NGMNのメンバーは、NTTドコモ、ボーダフォン、AT&T、ドイツテレコムなどの世界的なモバイル通信事業者を中心に、エリクソン、ノキア、クアルコムといった通信機器ベンダー、ソフトウェア企業、研究機関などが参加しています。これは、技術の要求側と提供側の双方が協力して次世代ネットワークのロードマップを策定することを目指しているためです。
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