IPトランシーバー（IP無線機）とは、携帯電話の通信網やWi-Fiなどのデータ回線を利用して音声データをやり取りする無線機のことです。
従来の無線機が端末同士で直接電波を送受信するのに対し、IPトランシーバーは携帯電話の基地局などを介して通信するため、通話エリアが大幅に広がるのが大きな特徴です。
主な特徴とメリットは以下の通りです。
📡 IPトランシーバーの主な特徴とメリット
-
通信エリアが広い：携帯電話の電波が届く場所であれば、日本全国どこでも遠距離通信が可能です。
-
免許・登録が不要：電波法上の免許や登録手続きが不要で、すぐに使い始めることができます。（一部、携帯キャリアとの契約などは必要です）
-
混信しにくい：音声データを暗号化してIPアドレスでやり取りするため、セキュリティが高く、混信の心配がほとんどありません。
-
同時・グループ通話が可能：携帯電話のような1対1の通話だけでなく、複数人での同時通話やグループ通話、全体通話が可能です。
-
GPS機能：多くがGPS機能を搭載しており、位置情報の共有や車両管理などに活用できます。
⚠️ デメリット
-
コスト：端末購入費の他、データ通信料や月額利用料などがかかる場合があり、従来の無線機よりコストが高くなることがあります。
-
通信障害：災害などで携帯電話網が混雑したり、通信障害が発生したりすると、影響を受ける可能性があります。
主に、長距離トラックの運行連絡、タクシー・バスなどの配車、イベント会場での広範囲なスタッフ連絡など、広範囲でのリアルタイムな情報共有が必要な業務で活用されています。
 |
SSG6M80Aシリーズ ・Coming soon
|
 |
 |
 |
SSA6000A Series Signal Analyzer Main Features ・Coming soon
|
 |
SNA6000A Series Vector Network Analyzer Key Features
|
