米国のスタートアップ PsiQuantum(サイクォンタム) とオーストラリアの関係は、現在(2026年)、量子コンピューター業界で最も注目されている「国家規模の巨大プロジェクト」の一つです。
彼らは、富士通のような「超伝導方式」ではなく、**「光(フォトニクス)方式」**でFTQC(汎用型量子コンピューター)を実現しようとしています。
1. オーストラリアを「量子の中枢」にする巨大投資
2024年、オーストラリア連邦政府とクイーンズランド州政府は、PsiQuantumに対して**合計9億4,000万豪ドル(約900億〜1,000億円規模)**の出資・融資を決定しました。
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拠点の場所: クイーンズランド州のブリスベン空港近郊。
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目標: 2027年〜2028年頃までに、世界初の実用規模(Utility-scale)の**「100万量子ビット」**を備えた汎用量子コンピューターを稼働させること。
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進捗(2026年現在): ブリスベン空港内に巨大な施設の建設が進んでおり、大手建設会社Lendleaseが建設を担当。また、冷却システムの巨頭Linde Engineeringと提携し、世界最大級の冷凍設備の構築も始まっています。
2. なぜPsiQuantumは「光」を選ぶのか?
PsiQuantumがオーストラリアで進めている「光方式」には、他の方式(超伝導など)にはない独自の強みがあります。
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既存の半導体工場で作れる: 光を操るチップ(シリコンフォトニクス)は、既存の半導体工場のラインを流用して大量生産できます。これが「100万ビット」という桁違いのスケールを実現する根拠です。
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「光電融合」との親和性: 前述の富士通の動向とも重なりますが、光方式はもともと情報が「光」であるため、光ファイバーで複数のチップや装置を繋ぐのが容易です。
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動作温度: 量子ビット自体は室温で動作可能(検出器などは冷却が必要)なため、システム全体を極低温にする負担が他の方式より軽くなります。
3. シカゴ(米国)との二大拠点体制
オーストラリアでの動きと並行して、PsiQuantumは米国イリノイ州シカゴにも大規模な施設を建設しています。
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オーストラリア: アジア太平洋地域のヘッドクォーター兼、商用マシンの初号機設置拠点。
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シカゴ: 米国国内の量子ハブ。
これにより、彼らは「世界で最初に実用的なFTQCを商用化する」という目標に向けて、米豪の政府支援を背景に独走態勢を築いています。
富士通とPsiQuantumの比較
| 特徴 | 富士通(日本) | PsiQuantum(米・豪) |
| 主な方式 | 超伝導(理研共同) | 光(フォトニクス) |
| 強み | スパコン(富岳)とのハイブリッド | 半導体量産技術の活用 |
| 戦略 | 既存顧客(トヨタ等)とのアプリ開発 | 100万ビット機の一気構築 |
| 政府支援 | 日本政府(文科省・経済産業省等) | オーストラリア政府・米国州政府 |
ポイント:
富士通が「今ある技術を賢く繋いで着実にFTQCへ近づく」スタイルなのに対し、PsiQuantumは「最初から100万ビット作れる設計(光)で勝負をかける」という、非常に野心的なアプローチをとっています。
出典:Google Gemini
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