Q/Vバンド周波数コンバータの市場で主要なプレイヤーであるWORK Microwaveに加え、注目度の高いJersey MicrowaveやReliasatの製品スペックを比較しました。
これらの製品は、次世代のVHTS(超高スループット衛星)地上局やLEOゲートウェイでの利用を想定しており、特に「広い瞬時帯域幅」と「極めて低い位相雑音」が共通の技術トレンドとなっています。
主要メーカー製品スペック比較表
| 項目 | WORK Microwave (WMQ/V) | Jersey Microwave (QVBUC) | Reliasat (TR600) |
| 主要用途 | 放送・政府・ハイエンド地上局 | LEO/VHTS ゲートウェイ (多入力) | 小型衛星・5G・IoT |
| RF周波数 (V-Up) | 47.2 〜 52.4 GHz | 47.2 〜 51.4 GHz (カスタム可) | 37.5 〜 42.5 GHz (TX) |
| RF周波数 (Q-Down) | 37.5 〜 42.5 GHz | N/A (BUC専用機あり) | 47.2 〜 52.4 GHz (RX) |
| IF周波数 | L-Band / IF (可変) | 1450 〜 2450 MHz (4入力) | 400 〜 2000 MHz |
| 最大帯域幅 | 最大 4 GHz (オプション) | 計 4 GHz (1GHz×4ch) | 約 1.6 GHz |
| 位相雑音 | IESS-308/309 超過 (最高水準) | IESS-308/309 準拠 | ±0.5 PPM 安定度 |
| コンバージョンゲイン | デジタル補正機能付き | 20 dB (min) / 0.1dBステップ | 最大 68 dB (高利得) |
| 主な特徴 | 長期安定OCXO、冗長構成対応 | 4つのLバンドを1つに統合 | トランシーバ型(送受信一体) |
各社の技術的強みと選定のポイント
1. WORK Microwave:信頼性とカスタマイズ性
ドイツに拠点を置く同社は、地上局用コンバータのデファクトスタンダードの一つです。
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信号の純度: 位相雑音特性が極めて良く、高次変調(256APSKなど)でもエラーレートを低く抑えられます。
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運用性: デジタルゲイン補正機能を備え、屋外(ODU)設置時の温度変化による利得変動を最小限に抑えます。
2. Jersey Microwave:マルチチャネル統合
同社のQVBUCシリーズは、**「複数のLバンド信号をまとめてVバンドへ変換する」**というユニークな構成を得意としています。
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効率的な設計: 4つの独立したLバンド入力を1つのVバンド出力に統合できるため、地上局側のモデム構成を簡素化し、ケーブルロスを低減できます。
3. Reliasat:コンパクトなトランシーバ
Reliasat(英国)のTR600は、送受信機能を1つのモジュールに収めた「トランシーバ」形式です。
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高利得: 68dBという高い変換利得を持ち、小さな入力信号でも強力に増幅できます。
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環境耐性: -40°Cから+85°Cという広い動作温度範囲を持ち、過酷な環境や小型衛星への搭載も視野に入っています。
まとめ:選定のアドバイス
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最高品質の通信インフラを構築する場合: 位相雑音と安定性に優れる WORK Microwave が最適です。
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複数のキャリア信号を効率的に集約したい場合: Jersey Microwave のマルチ入力モデルがコスト・配線面で有利です。
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省スペースや組み込み用途を重視する場合: 送受信一体型の Reliasat が有力候補となります。
Q/Vバンドは降雨による信号減衰がKaバンド以上に激しいため、コンバータ単体の性能だけでなく、地上局全体での**アップリンク・パワー・コントロール(AUPC)**との連動性が運用の鍵となります。
次は、これらのコンバータと組み合わせて使われる「高出力増幅器(GaN HPA)」や、具体的な「降雨減衰対策」について深掘りしましょうか?
出典:Google Gemini
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