教育用オシロスコープとは?

 

教育用オシロスコープとは、電気・電子・情報系の授業や実習で使用される、学習者向けに設計されたオシロスコープのことです。
基本的な波形の観測や操作習得を目的としながらも、直感的な操作性と必要十分な機能を備えており、教育機関・研修施設などで広く導入されています。


■ 教育向けに求められるポイント

項目 説明
簡単な操作性 初学者でも扱いやすいインターフェース(例:タッチパネル、アイコン操作)
基本的な性能 約50MHz〜100MHzの帯域、2ch〜4ch、1GSa/s程度のサンプリングレートがあれば十分
高い視認性 見やすい大画面ディスプレイや明瞭な波形表示
安全性・耐久性 教室での多数使用を想定した堅牢性・誤操作対策
複数台導入しやすい価格 コストパフォーマンスの高さが重要

■ 教育現場での活用例

  • 中学・高校の技術・理科実験:交流波形の可視化、電圧変化の学習

  • 高専・大学の回路実習:増幅回路、発振回路、パルス波形などの観測

  • 職業訓練校・専門学校:電源回路やCAN通信の解析、機器保守教育

  • 遠隔授業・ICT教育:Wi-Fi対応モデルで画面共有やクラウド保存も可能


■ T&Mコーポレーションおすすめ教育向けモデル

製品名 メーカー 特長
Micsig TO1104 Micsig タッチ操作対応。8インチ大画面。100MHz/4ch/1GSa/s。学校導入実績多数。
OWON SDS1102 OWON 100MHz/2chの基本構成。コンパクトで低価格。
SIGLENT SDS1104X-E SIGLENT 100MHz/4ch/1GSa/s。コスパに優れ、大学・研究機関でも定番。
Micsig STO1104C Micsig 12ビット高分解能、Wi-Fi搭載。応用教育やリモート実習にも。

■ T&Mコーポレーションのサポート体制

  • 教育機関向け特別価格・数量導入支援

  • デモ機貸出・操作説明会対応

  • 製品保証(本体3年)・国内サポート完備

  • 納品実績:高校、高専、大学、職業訓練校、メーカー研修センター等多数


まとめ

  • 教育用オシロスコープは、わかりやすさ・扱いやすさ・コストが鍵

  • T&Mでは、入門から応用まで対応するラインアップと教育現場向けサポートを提供しています

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