オシロスコープ おすすめモデル【用途別ガイド】
オシロスコープは用途や測定対象によって選ぶべきモデルが異なります。
ここでは、教育用・開発用・現場保守・高精度解析など目的別に、T&M取扱製品からおすすめモデルをご紹介します。
✅ 教育・入門向けにおすすめ
製品名 |
特長 |
Micsig TO1104 |
|
(タブレット型) |
100MHz / 4ch / タッチ操作。視認性・操作性が高く、教育機関に多数導入実績あり。 |
OWON SDS1102 |
|
(卓上型) |
100MHz / 2ch。リーズナブルで基礎波形の学習に最適。 |
SIGLENT SDS1104X-E |
100MHz / 4ch / CANデコード対応。コストパフォーマンスが非常に高く、学校・企業研修用に人気。 |
✅ 開発・デバッグにおすすめ(汎用)
製品名 |
特長 |
SIGLENT SDS2104X Plus |
500MHz / 4ch / シリアルバス解析機能搭載。CAN/LIN/SPI/I²C/SENTに対応。 |
Micsig STO1104C |
12ビット高分解能 / 100MHz / 4ch / Wi-Fi対応。省スペースでも高精度解析が可能。 |
✅ パワーエレクトロニクス(GaN・SiC)におすすめ
製品名 |
特長 |
Micsig MDO5004 + MOIP光プローブ |
500MHz / 4ch / 12ビット + 光アイソレーションプローブでGaN/SiCの高速スイッチング測定に対応。 |
SIGLENT SDS3000X HD |
最大1GHz / 12ビットADC。電源波形や高速立ち上がりパルスを高精度に解析可能。 |
✅ フィールド保守・点検におすすめ
製品名 |
特長 |
OWON HDS2102S |
ハンディ型。100MHz / 2ch / マルチメータ一体型。現場作業や出張保守に便利。 |
Micsig TO1104(再掲) |
タブレット型で持ち運びやすく、Wi-Fi転送機能で現場報告もスムーズ。 |
✅ 自動車・CAN通信解析におすすめ
製品名 |
特長 |
SIGLENT SDS2104X Plus |
CAN / LIN / SENTバス対応。車載通信開発や診断用に最適。 |
Micsig STO1104C |
CAN解析対応。整備現場・研究室の両方で使える高コスパモデル。 |
まとめ:おすすめモデルの選び方
目的 |
キーワード |
モデル例 |
教育・実習 |
操作性・価格・画面の見やすさ |
Micsig TO1104, OWON SDS1102 |
開発・評価 |
プロトコル解析・高帯域 |
SIGLENT SDS2104X Plus, STO1104C |
高速スイッチ測定 |
GaN / 高耐圧 / 高分解能 |
MDO5004 + MOIPプローブ |
現場作業 |
携帯性・DMM内蔵 |
OWON HDS2102S |
車載通信 |
CAN・LIN対応 |
SDS2104X Plus, STO1104C |
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