ハンディ オシロスコープ おすすめ機種ガイド

ハンディ・オシロスコープは、現場でのトラブル診断や設備保守、持ち運び用途に適した小型のオシロスコープです。
バッテリー駆動やコンパクトな筐体が特徴で、工場やフィールドエンジニア、教育現場など幅広い分野で活用されています。

ここでは、用途別におすすめのハンディ・オシロスコープを紹介します。


【1】Micsig ATO1000シリーズ

画面タッチ式+高精細な表示で操作性抜群!

  • 帯域幅:100MHz / 200MHz

  • サンプリング:最大1GSa/s

  • 分解能:12ビット

  • 特長:7.5インチ大画面タッチパネル、バッテリー内蔵(最大5時間)

  • 用途:開発現場、教育実験、据え置き機の代替にもおすすめ

💡おすすめ理由:視認性の高い大型画面とタブレット感覚の直感操作。据え置き型に近い性能で、携帯性と性能を両立。


【2】OWON HDS200シリーズ

低価格ながら2ch+マルチメータ搭載の実力派

  • 帯域幅:40MHz / 70MHz / 100MHz

  • サンプリング:最大500MSa/s

  • 機能:オシロ+デジタルマルチメータ一体型

  • バッテリー:内蔵(約5時間)

  • 用途:メンテナンス、現場測定、学習用途

💡おすすめ理由:1台で2役。コストパフォーマンスが非常に高く、初めてのハンディオシロとしても最適。


【3】OWON VDSシリーズ(USB接続)

ノートPCと組み合わせて使う軽量タイプ

  • 帯域幅:25MHz~100MHz(モデルにより異なる)

  • 特長:PC画面での操作・表示、超軽量・コンパクト設計

  • 用途:PC常設環境での持ち運び測定や簡易診断に

💡おすすめ理由:本体が軽量でかさばらず、USBケーブル1本で測定可能。現場でも省スペースで利用可。


ハンディオシロスコープの選び方ポイント

  • 測定対象の帯域に対応しているか?

  • 電池駆動時間や充電方式は?

  • 表示の見やすさ(画面サイズ・UI)は?

  • 携帯性と性能のバランス

  • マルチメータ併用などの多機能性


まとめ:おすすめのハンディオシロスコープは?

モデル名 特長 おすすめ用途
Micsig ATOシリーズ 高解像度・タッチ操作 教育・開発現場
OWON HDS200シリーズ 低価格・マルチ機能 入門・現場測定
OWON VDSシリーズ USB接続・超軽量 簡易診断・PC常設
Fluke 190シリーズ 高耐久・安全設計 産業用設備点検

用途や予算に応じて、最適なハンディオシロスコープを選びましょう。