VNA + コネクタ/校正キットの応用例
1. 高周波基板の特性評価
用途:RF回路やミリ波アンテナ基板の伝送特性(Sパラメータ)評価
構成例:
測定機器:SIGLENT
SNA5032ASIGLENT SNA5000Aシリーズ ベクトルネットワークアナライザ 100kHz~26.5GHz、2ポート8,459,000円詳しく見るT&M 即納ストアで購入(~13.5GHz)コネクタ:3.5mm
校正キット:3.5mm SOLTキット
補足:基板にSMA端子をはんだ付けする場合は、3.5mm-SMA変換で精度を確保。
2. コネクタ・ケーブル製造時の性能検査
用途:RFケーブルやコネクタ製品の挿入損失・反射損失の検査
構成例:
測定機器:Ceyear 3672シリーズ(~26.5GHz)
コネクタ:2.92mm(K型)
校正キット:K型 SOLTキット
補足:検査ラインではトルクレンチ併用で接続再現性を維持。
3. アンテナのインピーダンス整合確認
用途:アンテナのS11(反射)特性測定、マッチングの最適化
構成例:
測定機器:SIGLENT
SVA1032XSIGLENT SVA1000Xシリーズ スペクトラムアナライザ 9kHz~3.2GHz726,000円詳しく見るT&M 即納ストアで購入(~3.2GHz)コネクタ:N型
校正キット:N型簡易校正キット
補足:校正後のSWR(VSWR)表示機能で直感的に整合度を把握可能。
4. 材料の誘電率/透磁率評価(高周波特性)
用途:高周波特性を持つ材料(セラミック・基板・樹脂など)の複素誘電率測定
構成例:
測定機器:SIGLENT SNA5064A(~26.5GHz)
コネクタ:3.5mm
校正キット:TRLキット(精密ライン付き)
補足:適切な治具(コネクタ付きテストセル)を使用し、電磁界シミュレーションと併用。
5. ミリ波通信モジュールの評価(5G・衛星通信)
用途:ミリ波帯での送受信回路の利得、群遅延、アイソレーション評価
構成例:
測定機器:Ceyear 3675シリーズ(~67GHz)
コネクタ:1.85mm(V型)
校正キット:1.85mm TRL or SOLT 高精度タイプ
補足:高周波コネクタの取り扱いは専用治具と温度安定環境が必要。
応用のポイント
コネクタ・校正精度=測定信頼性
測定の不安定要因の多くは、コネクタ接触・トルク不良・校正ミスによるものです。適切な校正キットと手順選定で、結果の再現性と精度が向上。
業界・用途に応じた構成提案が、信頼を得る鍵になります。










