本文へ移動

コイル(インダクタ)の基本

GLOSSARY

コイル(インダクタ)は、電流が流れることで磁界を生じ、その磁界にエネルギーを蓄える部品である。電流の変化に対して電圧が発生するという性質を持ち、これは「自己インダクタンス」と呼ばれる。コイルは電流の変化を妨げるため、急激な電流変動を抑えたり、特定の周波数成分だけを通すフィルタとして利用される。

代表的な用途には、スイッチング電源の平滑回路、ノイズ除去用のチョークコイル、共振回路、整流後の電流を安定させる役割などがある。また、コンデンサと組み合わせることで、特定周波数に応答するLC回路を構成できる。

コイルには、空芯コイル、トロイダルコイル、フェライトコア型などがあり、用途や周波数特性によって選択が異なる。直流抵抗が低いほど損失が小さくなるため、電源回路では低抵抗のものが好まれる。一方で、磁気飽和や自己共振周波数など、コイル特有の制約も理解する必要がある。インダクタの性質を正しく把握することは、ノイズ対策や電源設計を行う際に非常に重要である。

CONTACT

この記事に関するご相談・お問い合わせ

会員登録不要。原則1営業日以内にご返信します(土日祝・年末年始を除く)。

今すぐ電話する0120-620-115通話無料平日 9:00〜18:00