オシロスコープで波形が左右に流れたり、
毎回違う位置に表示されたりする場合、
多くはトリガ設定が適切でないことが原因である。
最も多いのは、
トリガレベルが信号の振幅と合っていないケースである。
レベルが高すぎたり低すぎたりすると、
トリガが不安定になり、
波形が止まらなくなる。
また、
トリガソース(どのチャンネルを基準にするか)が
正しく選ばれていない場合もある。
測定している信号とは別のチャンネルを
トリガ源にしていると、
表示は安定しない。
ノイズが多い環境では、
ノイズ成分にトリガが反応してしまい、
波形がばらつくことがある。
このような場合は、
トリガレベルを調整したり、
フィルタ機能を使うと改善することがある。
さらに、
測定対象の信号自体が
周期的でない、または不安定な場合、
波形が安定しないのは正常な挙動である。
この場合は、
シングル測定や
条件付きトリガを検討する。
波形が安定しないときは、
「トリガ」「信号源」「ノイズ」
の三点を切り分けて考えることが重要である。










