名城大学の三宅秀人教授らのグループによる研究成果。まさに、サファイア基板を用いた深紫外レーザーダイオード(UV-LD)開発の世界的リーダーです。
2022年から2023年にかけて発表された、318 nm前後の室温CW発振は、**「高価なAlN基板を使わず、安価なサファイア基板でどこまで性能を出せるか」**という限界に挑んだ画期的なものです。
三宅研究室の強みである、独自の結晶成長技術についてポイントをまとめました。
三宅研究室の核となる技術
1. 高温アニール(HTA)によるAlN/サファイアの高品質化
サファイア基板上にスパッタ法などで積層したAlNを、1600℃以上の超高温で熱処理(High-Temperature Annealing)する手法です。
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効果: 転位密度を 108 cm-2 オーダー、あるいはそれ以下まで劇的に低減。
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利点: バルクAlN基板(数mm角〜2インチ)に比べ、サファイア基板は安価かつ大型(4〜6インチ)であるため、実用化のコストを大幅に下げられます。
2. ELO(側方向結晶成長)技術の融合
HTA技術と、微細加工を施したサファイア基板上への側方向成長(Epitaxial Lateral Overgrowth)を組み合わせることで、さらに欠陥を減らし、レーザー発振に必要な「歪み制御」と「高結晶性」を両立させています。
3. 分極ドープによるp型層の改善
深紫外領域では、Al組成が高いため通常の不純物ドープ(Mg)ではホール濃度が上がりません。三宅先生のチームは、Al組成を徐々に変化させることで発生する分極電荷を利用し、効率的にホールを供給する構造を採用しています。
318 nm CW発振の衝撃
これまで、UV-B領域(280~315 nm付近)のCW発振は、熱伝導率が高く欠陥の少ない「AlN単結晶基板」を用いるのが常識でした。
三宅先生らは、サファイア基板という熱的に不利な条件下において、HTAによる圧倒的な結晶質の改善と、緻密なデバイス設計によってCW発振を成功させました。
背景にある意図:
これは単なる「記録更新」ではなく、**「UV-LDの産業化」**を見据えた成果です。バイオ・医療分析、皮膚病治療(308 nmなど)、DNA解析など、UV-Bレーザーの需要は非常に高く、サファイア基板での成功はその普及を現実的なものにします。
三宅先生のチームは最近、さらに短波長側や、高出力化に向けたパッケージング技術(放熱対策)にも注力されています。
この「318 nm発振」に関連して、**具体的なデバイスの寿命(Reliability)**や、HTA技術のプロセス詳細について、さらに深掘りしてお伝えしましょうか?
出典:Google Gemini
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第73回 応用物理学会 春季学術講演会に出展します。
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