電源回路の測定では、
信号波形を見るというより、
安定して正しい電圧が供給されているか
を確認することが目的になる。
まず重要なのは、
測定点を明確にすることである。
入力側、出力側、負荷直前など、
どこを測っているのかによって、
見える波形や値は大きく異なる。
電源回路では、
DC成分だけでなく、
リップルやノイズの有無も重要である。
このため、
電圧レンジを細かく設定し、
AC成分が見えるようにする工夫が必要になる。
時間軸は、
目的に応じて切り替える。
低周波のリップルを見る場合は
遅めの時間軸、
スイッチングノイズを見る場合は
高速な時間軸が必要になる。
プローブの選択と接地方法も重要である。
接地が長いと、
実際以上にノイズが多く見える。
できるだけ短い接地で測定することで、
電源本来の状態を把握しやすくなる。
電源回路の測定では、
「どの成分を見たいのか」を意識して
設定を切り替えることが、
正しい評価につながる。










