「SHS820X|ポータブルオシロスコープ【バッテリー駆動・絶縁測定対応】」
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製品名

「SHS820X|ポータブルオシロスコープ【バッテリー駆動・絶縁測定対応】」

価格

209,000円(税込)

型番

SHS820X

メーカー

用途

概要

・周波数帯域: 100MHz、200MHz
・チャンネル数: 2
・最高サンプルレート: 1 GSa/s
・最大レコード長: 12 Mポイント
・最高波形キャプチャレート: 100,000 wfm/s(ノーマルモード)、400,000 wfm/s(シーケンスモード)
・マルチメーター
・バッテリ動作時間:5.5時間
・5.6インチLCDディスプレイ

■5つの機能を1台に集約
 
・2チャンネルオシロスコープ
・True RMSマルチメータ
・データロガー
・シリアルトリガ&デコーダ
・FFTスペクトル解析
 
   
 
 

 

■IP51保護等級に準拠

 
IP51の防塵・防水性能を備えた密閉構造を採用し、IEC60529に基づいた評価試験をクリアしました。また、ラバー加工された本体表面と大きな入力キーにより、厳しい環境下においても優れた耐久性と操作性を発揮します。

 

 
 
■ハードウェアベースのTrue RMSマルチメータ
 
6,000カウント(3½ 桁)のデジタルマルチメータを内蔵
ハードウェアベースのTrue RMS測定
最大4チャンネル、350万点の測定ポイントの保存に対応した、測定値のトレンドグラフ機能を搭載

 

 

標準付属品
クイックガイド キャリーバッグ プローブ(2本) USBケーブル  電源ACアダプタ 電源コード 電流測定アダプタ
(2個)
テストリード
  

 

 

モデル 帯域幅 チャンネル サンプリングレート 最大入力レベル メモリ容量
SHS810X 100 MHz 1 GSa/s

CAT II 300 Vrms

12 Mpts
SHS820X 200 MHz 1 GSa/s

CAT II 300 Vrms

12 Mpts

 

 

 

■SDS800X オシロスコープの製品紹介ビデオ↓

 

 

SHS800X ハンドヘルドオシロスコープ 導入事例 & 技術者のレビュー


導入事例:現場での高精度測定を実現!SHS800Xの活用例

導入企業:某産業機械メーカー

  • 業種:産業機械・設備製造
  • 用途:フィールドでのトラブルシューティングと設備保守
  • 導入製品:SHS820X(200MHz、2チャンネル)

導入の背景

当社では、製造ラインの制御システムにおける電子信号の異常解析を行う必要がありました。従来の据え置き型オシロスコープでは、現場での測定が困難であり、作業効率が低下していました。特に、電源が確保できない現場での測定が大きな課題でした。

導入の決め手

  1. バッテリー駆動(最大5時間)

    → 屋外や電源が確保できない環境でも測定可能
  2. 高耐圧・絶縁設計

    → 高電圧信号測定時も安全性が確保される
  3. 軽量・コンパクトな設計

    → 携帯性が高く、現場への持ち運びが容易

導入後の成果

✅ 測定時間が50%短縮

従来、トラブルシューティングには測定ポイントをラボに持ち帰る必要がありましたが、SHS800Xの導入によりその場で即時測定が可能になりました。これにより、修理対応時間が約50%短縮されました。

✅ 安全性の向上

絶縁設計により、高電圧環境での測定も安全に実施できるようになり、作業員の負担が軽減されました。

✅ コスト削減

測定作業の効率化により、年間で約30%のメンテナンスコスト削減が実現されました。

導入担当者のコメント
「SHS800Xは、現場での測定に最適なオシロスコープです。これまで苦労していた持ち運びや電源確保の問題を一気に解決できました。今後、さらなる設備点検の効率化を図るため、追加導入を検討しています。」

 

 

 

技術者のレビュー:フィールドエンジニアが選ぶSHS800Xの魅力とは

使用者:電力設備のフィールドエンジニア(T.S.氏)

  • 業務内容:電力設備の点検・メンテナンス
  • 使用機種:SHS820X(200MHz、2チャンネル)

使用感レビュー

私は、電力設備のフィールド点検を担当しており、これまで携帯型オシロスコープの選定に苦労していました。SHS820Xを導入して半年間使用した結果、その携帯性・操作性・測定精度に非常に満足しています。

1. フィールドでの使いやすさ

✅ コンパクト & 軽量設計(約1.5kg)

現場では機材を持ち運ぶ機会が多いため、軽量かつ片手で持ちやすいのは非常に助かります。

✅ バッテリー駆動対応(最大5時間)

設備点検中は電源の確保が難しいことが多いですが、SHS820Xは長時間バッテリーで動作するため、充電の心配なく使用できます。

2. 高精度な測定

✅ 最大200MHzの帯域幅 & 1GSa/sのサンプリングレート

電力設備のトラブルシューティングでは、突発的な電圧変動をリアルタイムで正確に捉えることが求められます。SHS820Xは、瞬時に発生するスパイクや異常信号も高精度にキャプチャできるため、診断精度が向上しました。

✅ 絶縁設計で高電圧環境にも対応

高電圧ラインの測定では、絶縁されていない測定器を使用するとリスクが大きいですが、SHS820Xはチャンネルごとに絶縁されているため、安全に測定が可能です。

3. データ記録・分析機能

✅ USBメモリ & PC接続対応

測定データをUSBメモリに簡単に保存できるため、後で詳細解析が可能です。また、PCとの接続もスムーズで、専用ソフトウェアを使って波形分析を行えるのも便利なポイントです。

✅ FFT解析機能搭載

現場で信号の周波数解析を行う際、FFT機能が非常に便利です。オシロスコープとスペクトラムアナライザの両方の機能を持つので、追加の測定器を持ち運ぶ必要がなくなりました。

総合評価(5段階評価)

項目 評価
携帯性 ⭐⭐⭐⭐⭐(軽量で持ち運びやすい)
測定精度 ⭐⭐⭐⭐⭐(高帯域幅・高サンプリングレート)
操作性 ⭐⭐⭐⭐(ボタン配置が直感的で使いやすい)
バッテリー ⭐⭐⭐⭐⭐(長時間駆動可能)
コストパフォーマンス ⭐⭐⭐⭐(同クラス製品と比較して高機能)

総評

SHS820Xは、フィールドエンジニアにとって理想的なポータブルオシロスコープです。特に、バッテリー駆動、絶縁設計、高精度測定の3つの点で優れており、これまでの現場測定での課題を大幅に改善できました。

唯一の改善点としては、ディスプレイの明るさ調整がもう少し細かく設定できると良いと感じましたが、全体として非常に満足度の高い製品です。

これからハンドヘルドオシロスコープを検討している方には、SHS820Xを強くおすすめします!

 

SHS820X ハンドヘルドオシロスコープ FAQ(よくある質問)

1. SHS820Xのバッテリー駆動時間はどのくらいですか?

最大5時間 連続使用が可能です。

SHS820Xは高性能バッテリーを搭載しており、電源が確保できない現場でも長時間の測定ができます。

また、USB充電やACアダプターでの給電も可能です。


2. SHS820Xはどのような用途に適していますか?

現場測定・設備メンテナンス・高電圧環境での測定 に最適です。

SHS820Xは、ポータブル設計かつ 絶縁構造 を採用しており、以下の用途に適しています:

  • 電力設備の保守点検(高電圧ラインの測定が安全に可能)
  • 製造現場でのトラブルシューティング(モーターやインバーターの波形解析)
  • フィールドエンジニアによる持ち運び測定

3. SHS820Xと通常のオシロスコープの違いは何ですか?

携帯性・耐久性・絶縁設計 に優れています。

項目 SHS820X 一般的な据え置き型オシロスコープ
携帯性 ✅ コンパクトで軽量(約1.5kg) ❌ 持ち運び不可(据え置き型)
電源 ✅ バッテリー駆動(5時間) ❌ AC電源のみ
耐久性 ✅ 耐衝撃設計・フィールド向け ❌ デリケートで持ち運びに不向き
安全性 ✅ 絶縁構造で高電圧測定対応 ❌ 高電圧測定には追加対策が必要

SHS820Xは、持ち運びができるだけでなく 高電圧環境での安全性が確保 されている点が大きな違いです。


4. SHS820Xの最大帯域幅とサンプリングレートは?

最大200MHz帯域幅・1GSa/sのサンプリングレート に対応。

SHS820Xは、高速な信号解析が可能なため、突発的なスパイクや過渡現象を正確にキャプチャ できます。

FFT解析機能も搭載しており、周波数ドメインでの解析 にも対応可能です。


5. 測定データはどのように保存・転送できますか?

USBメモリ・PC接続(ソフトウェア対応)・スクリーンショット保存 が可能。

SHS820Xでは、測定データを簡単に保存し、PCへ転送できます。

  • USBメモリへの直接保存(CSV形式・波形データ)
  • PCと接続して専用ソフトウェアで波形解析
  • スクリーンショット機能でレポート作成に活用可能