カルコゲナイド系化合物(硫黄 S、セレン Se、テルル Te を含む化合物)を用いた光触媒および光電極技術は、太陽光エネルギーを利用して水から水素を製造する「人工光合成」の切り札として注目されています。
従来の酸化物系(酸化チタンなど)に比べ、可視光を利用できる範囲が広く、エネルギー変換効率が高いのが最大の特徴です。
1. なぜ「カルコゲナイド系」が注目されるのか?
水素生成の効率を上げるには、太陽光の大部分を占める「可視光」を吸収する必要があります。
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優れた光吸収特性: 酸化物に比べてバンドギャップが小さいため、太陽光スペクトルの広い範囲を利用可能です。
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適切なエネルギー準位: 多くのカルコゲナイド(例:CdS, CuInS2, CZTS)は、水の電気分解に必要な電位(水素発生電位)に対して適切な伝導帯の位置を持っています。
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キャリア移動度: 電荷(電子・正孔)が動きやすく、反応点まで効率よく到達できます。
2. 主な材料とデバイス形態
この技術には、大きく分けて2つのアプローチがあります。
① 粉末光触媒(Photocatalyst)
水を張った容器に触媒粉末を入れ、光を当てるだけで水素が発生するシンプルな方式です。
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代表例: CdS, ZnS, MoS2(助触媒として)
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メリット: 設備が安価で、大面積化が容易。
② 光電極(Photoelectrochemical cell: PEC)
半導体を電極として基板に固定し、外部回路と組み合わせて水素を発生させる方式です。
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代表例: CuInSe2 (CIS系), Cu2ZnSnS4 (CZTS系)
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メリット: 電子と正孔を物理的に分離しやすいため、粉末型よりも高い変換効率(STH効率)が期待できます。
3. グリーン水素生成における課題と対策
カルコゲナイド系には、実用化に向けた最大の弱点である**「光腐食(不均一な溶解)」**という課題があります。
| 課題 | 対策技術 |
| 光腐食(耐久性) | 金属酸化物(TiO2やAl2O3)を保護層として原子層堆積法(ALD)などで被覆する。 |
| 電荷再結合 | MoS2やPtなどの助触媒を担持し、表面反応を加速させる。 |
| 毒性・コスト | Cd(カドミウム)などの有害元素を避け、Cu, Zn, Snなど豊富で安価な元素への代替を進める。 |
4. 今後の展望
現在、研究の主流は**「多接合型(タンデム構造)」**に移っています。異なる波長の光を吸収する材料を重ねることで、理論上の水素変換効率を飛躍的に高める試みです。
ポイント: カルコゲナイドは柔軟な基板にも作製可能なため、将来的に「貼るだけで水素を作るシート」のようなデバイスへの応用も期待されています。
出典:Google Gemini
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