1.8Vラインで「±3%」というと、許容範囲は上下にわずか54mV(1.746V〜1.854Vの間)ですね。この電圧帯はFPGAや高速メモリ(DDR4/5)のI/O電源によく使われますが、非常にノイズに敏感な領域です。
1.8Vラインを正確に判定するためのチェックリストをまとめました。
1. オシロスコープの設定:フルスケールの罠
1.8VをDC結合(DC Coupling)のまま画面内に収めようとすると、ボルト/ディビジョン(V/div)の設定が大きくなり、オシロスコープ内部のADC(アナログ・デジタル変換器)の分解能が不足します。
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悪い例: 500mV/div で表示。1.8Vは映るが、数mVのリップルはドット1つ分以下のサイズになり、潰れて見えない。
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良い例(AC結合): AC結合にして直流分をカットし、10mV/div や 20mV/div まで拡大する。これで±3%(54mV)の変化が画面いっぱいに表示され、正確に評価できます。
2. 測定箇所の選定:どこで測るか?
1.8Vラインは基板上の場所によって電圧が異なります。
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電源ICの直後: スイッチングによる「リップル(波打ち)」がメイン。
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IC(負荷)の直近: デバイスが動作した瞬間の「電圧ドロップ(ロードステップ応答)」がメイン。
仕様書で「±3%以内」とある場合、通常は**「ICの電源ピンの直近」**での値を指します。デバイスに近いバイパスコンデンサの両端などで測定するのが最も正確です。
3. 実践:ノイズを減らすための「50Ω接続」
もしお使いのオシロスコープに「50Ω入力モード」がある場合、以下の構成が理想的です(アクティブプローブがない場合)。
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同軸ケーブル(SMA等)を基板に直付けする。
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オシロ側を 50Ω入力 に設定する。
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そのままでは直流1.8Vがオシロに入りすぎて過負荷になるため、間に**「DCブロック(コンデンサ)」**を挟む。
この「同軸直結」の手法は、プローブの先端が拾う外来ノイズを完全にシャットアウトできるため、±3%のシビアな判定には非常に有効です。
4. 判定のポイント
画面に映った波形が「太い」と感じたら、それはリップルではなく**「プローブが拾った環境ノイズ」**である可能性が高いです。
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確認方法: プローブの先端(チップ)とグランドをショートさせた状態で、測定点と同じ場所に置いてみてください。
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結果: その状態で波形が太ければ、それは測定系のノイズです。本物のリップルではありません。
次のステップ
もしよろしければ、**今お使いのプローブの型番(または受動かアクティブか)**を教えていただけますか?その機材で最もノイズを抑えられる「設定のコツ」を具体的にお伝えできます。
出典:Google Gemini
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