SIGLENT SDS5000Lシリーズ オシロスコープ 500MHz、8ch、12bit
- 型番
- SDS5058L
- メーカー
- SIGLENT
- シリーズ
- SDS5000Lシリーズ
- カテゴリ
- ベンチトップ・オシロスコープ
製品概要
・帯域幅モデル: 350 MHz, 500 MHz, 1 GHz
・入力チャンネル: アナログ8ch + 外部トリガ1ch
・最大サンプリングレート: 5 GSa/s
・波形更新速度: 最大650,000 波形/秒 (シーケンスモード時)
・最大メモリ長: 2.5 Gポイント
・同期システム: SYNC-64による64台のSDS5000L同期制御
■起動シーケンス解析
現代の電子システムは多様なチップとモジュールで構成され、それらの初期化動作が相互干渉する可能性がある。起動シーケンス試験では、各回路モジュールからの信号が所定のタイミングで動作することを保証し、競合回避とシステム安定性を確保する。例えば通信システムにおける不適切な起動シーケンスはデータ伝送エラーの要因となり得る。回路の複雑化に伴い、起動試験の難易度も増大する。SDS5000X HDは関連信号全体の起動プロセスをシングルショットで取得可能であり、測定時間の短縮・効率向上を実現するとともに、繰り返し試験に起因する誤差を最小化する。8電源ラインを有する複雑な回路においても、当機能によりワンショット測定が可能となる。

■三相電力解析

8チャンネル・オシロスコープによる三相電力解析では、全相への同時接続が可能。三相電圧・電流信号を同期計測し、波形とパラメータをリアルタイムで高精度に取得。位相差の直接観察・比較による相平衡の確認を支援。高速フーリエ変換(FFT)機能により、多チャンネル対応オシロスコープは三相信号の高調波解析を実行。オプションの三相解析ソフトウェアは、電動機のベクトル線図試験、電力量評価、リプル解析、効率評価をサポート。
■ワイドバンドギャップ半導体向け包括的試験ソリューション
SIGLENT最新8チャンネル・オシロスコープと光アイソレーション・プローブの投入により、ワイドバンドギャップ半導体試験ソリューションが完成。SDS5000X HDはピコ秒(ps)台の立上り時間を実現し、炭化ケイ素(SiC)・窒化ガリウム(GaN)デバイスの高速スイッチング波形を捕捉。スイッチング時の過渡電圧・電流変化、オーバーシュートやリンギング特性を分析し、回路設計と信号整合性の最適化を実現。

■SDS5000Lによる柔軟な多チャンネル高速収集システム

SDS5000Lは1U高のコンパクト設計により、柔軟な多チャンネル収集システム構築を実現。複数ユニットを64チャンネル同期分配器SYN64の低スキュー同期信号でトリガー連結することで、最大512チャンネルの高速収集システムを構築可能。ホストは1000M LAN経由で各ユニットにアクセス。完全なSCPIコマンドセットならびにLabVIEW/IVIドライバを装備し、簡易なデータ収集を提供。LANポートはLXI準拠。デイジーチェーン接続による10 MHz入力/出力クロックのカスケード接続により、試験システム内全ユニットのサンプルクロック同期を実現。
規格表
| 型番 | SDS5038L | SDS5058L | SDS5108L |
|---|---|---|---|
| サンプルレート(最大) | 5 GSa/s(クォーターチャンネル&ハーフチャンネル)、 2.5 GSa/s(フルチャンネル) | ||
| 帯域幅 | 350MHz | 500MHz | 1GHz |
| トリガタイプ | Edge, Slope, Pulse width, Window, Runt, Interval, Dropout, Pattern, Video, Qualified, Nth edge, Setup/hold, Delay, Serial | ||
| 自動測定 | 60+パラメータ: 統計、ヒストグラム、トレンド、トラック対応 | ||
| 垂直分解能 | 12ビット | ||
| メモリ深度(最大) | 2.5 Gpts/チャネル(クォーターチャンネル)、1 Gpts/チャネル(ハーフチャンネル)、500 Mpts/チャネル(フルチャンネル) | ||
| 波形取り込みレート(最大) | |||
| 通常モード | 最大160,000 wfm/s | ||
| シーケンスモード | 最大650,000 wfm/s | ||
| データ解析 | 検索、ナビゲート、ヒストリ、マスクテスト、DVM、カウンタ、ヒストグラム、ボードプロット、電力解析、ダブルパルステスト | ||
| プローブ(標準) | 500MHzパッシブプローブ (1本/チャンネル) | ||
| シリアル トリガ&デコード | |||
| 標準 | I²C, SPI, UART, CAN, LIN | ||
| オプション | CAN FD, FlexRay, I²S, MIL-STD-1553B, SENT, Manchester(デコードのみ)、ARINC429 | ||
| 演算 | 8トレース, 8Mpts FFT, +, -, x, ÷, ∫dt, d/dt, √, Identity, Negation, Absolute, Sign, ex, 10x, ln, lg など | ||
| アナログチャネル | 8 + EXT | ||
| 任意波形発生器(オプション) | USB接続絶縁タイプ, 1チャンネル, 最大50 MHz, 125 MSa/s, 16 kpts | ||
付属品・オプション
標準付属品 | 数量 |
|---|---|
USBケーブル | 1 |
クイックスタート | 1 |
パッシブプローブ | 1/チャンネル |
校正証明書 | 1 |
ワイヤレスマウス | 1 |
電源コード | 1 |
オプション | 概容 |
|---|---|
SDS5000L-PA | 電力解析(ソフトウェア) |
SDS5000L-PA3 | 三相電力解析(ソフトウェア) |
SDS5000L-I2S | I²Sトリガおよびデコード(ソフトウェア) |
SDS5000L-1553B | MIL-STD-1553Bトリガおよびデコード(ソフトウェア) |
SDS5000L-FlexRay | FlexRayトリガおよびデコード(ソフトウェア) |
SDS5000L-CANFD | CAN FDトリガおよびデコード(ソフトウェア) |
SDS5000L-SENT | SENTトリガおよびデコード(ソフトウェア) |
SDS5000L-Manch | マンチェスターデコード(ソフトウェア) |
SDS5000L-ARINC | ARINC429トリガおよびデコード(ソフトウェア) |
SDS5000L-8BW3T5 | 350 MHzから500 MHzへの帯域幅アップグレード(ソフトウェア) |
SDS5000L-8BW3TA | 350 MHzから1 GHzへの帯域幅アップグレード(ソフトウェア) |
SDS5000L-8BW5TA | 500 MHzから1 GHzへの帯域幅アップグレード(ソフトウェア) |
オプションアクセサリ | 概容 |
|---|---|
DF2001A | 電力解析デスキューフィクスチャ |
STB3 | STB3 デモ信号源 |
USB-GPIB | USB-GPIB アダプター |
SAG1021I | USB接続絶縁タイプ, 1チャンネル, 最大50 MHz, 125 MSa/s, 16 kpts |
SP6150A | 高速パッシブプローブ:1.5 GHz、10倍、入力インピーダンス 1.8 pF || 500 Ω |
SAP2500D | 高速差動プローブ:2.5 GHz、10倍、差動入力インピーダンス 1 pF || 200 kΩ、入力範囲 ±4 V、オフセット範囲 ±8 V、SAPBusインターフェース |
SAP2500 | 高速アクティブプローブ:2.5 GHz、10倍、入力インピーダンス 1.1 pF || 1 MΩ、入力範囲 ±8 V、オフセット範囲 ±12 V、SAPBusインターフェース |
SAP1000 | 高速アクティブプローブ:1 GHz、10倍、入力インピーダンス 1.2 pF || 1 MΩ、入力範囲 ±8 V、オフセット範囲 ±12 V、SAPBusインターフェース |
HPB4010 | 高電圧パッシブプローブ:DC〜40 MHz、1000倍、入力インピーダンス 3.0 pF || 100 MΩ、最大入力差動電圧 DC:0〜10 kVDC、AC:≦7 kVrms(正弦波)、20 kVp-p(パルス) |
SDP6150A | 高電圧差動プローブ:100 MHz、50X/500X、最大差動テスト電圧(DC + ピーク AC)±1500 V、CATIII 600 V/CATII 1000 V、DC 5 V電源供給 |
SDP6150D | 高電圧差動プローブ:40 MHz、100X/1000X、最大差動試験電圧(DC+ピークAC)±1500 V、CATIII 600 V/CATII 1000 V、DC 5 V電源供給 |
SAP1000H | 高電圧差動プローブ:1 GHz、50X/500X、差動インピーダンス 1 pF || 200 kΩ、入力範囲 ±60 V、オフセット範囲 ±42 V、SAPBusインターフェース |
DPB1500D | 高電圧差動プローブ:50 MHz、500X/5000X、最大差動試験電圧(DC+ピークAC)±1300 V、CATII 1000 V、DC 12 V電源供給 |
DPB1500A | 高電圧差動プローブ:100 MHz、500X/5000X、最大差動試験電圧(DC+ピークAC)±1500 V、CATIII 600 V/CATII 1000 V、USB 5 V電源供給 |
DPB150A | 高電圧差動プローブ:100 MHz、50X/500X、最大差動試験電圧(DC+ピークAC)±1500 V、CATIII 600 V/CATII 1000 V、USB 5 V電源供給 |
DPB5700 | 高電圧差動プローブ:70 MHz、100X/1000X、最大差動試験電圧(DC+ピークAC)±7000 V、CATIII 1000 V、USB 5 V電源供給 |
DPB5700A | 高電圧差動プローブ:100 MHz、100X/1000X、最大差動試験電圧(DC+ピークAC)±7000 V、CATIII 1000 V、USB 5 V電源供給 |
SCP5030A | 電流プローブ:DC〜50 MHz、1 V/Aおよび0.1 V/A、最大電流30 Arms/50 Apk、300 V、SAPBusインターフェース |
SCP5030 | 電流プローブ:DC〜50 MHz、1 V/A、最大電流30 Arms/50 Apk、300 V、SAPBusインターフェース |
SCP5100 | 電流プローブ:DC〜12 MHz、0.1 V/Aおよび0.01 V/A、最大電流150 Arms/300 Apk、CAT I 300 V、SAPBusインターフェース |
SCP5500 | 電流プローブ:DC〜12 MHz、0.1 V/Aおよび0.01 V/A、最大電流500 Arms/750 Apk、CAT I 300 V、SAPBusインターフェース |
CPL5100 | 電流プローブ:DC〜600 kHz、0.1 V/Aおよび0.01 V/A、最大電流50〜100 A p-p、DC 12 V電源供給 |
CP4020 | 電流プローブ:DC〜200 kHz、50 mV/Aおよび5 mV/A、最大電流20 Arms/60 A p-p、CAT II 600 V/CAT I 1000 V、DC 9 V電源供給 |
CP4050 | 電流プローブ:DC〜100 kHz、50 mV/Aおよび5 mV/A、最大電流50 Arms/140 A p-p、CAT II 600 V/CAT I 1000 V、DC 9 V電源供給 |
CP4070A | 電流プローブ:DC〜300 kHz、50 mV/Aおよび5 mV/A、最大電流70 Arms/200 A p-p、CAT II 600 V/CAT I 1000 V、DC 9 V電源供給 |
CP6030A | 電流プローブ:DC〜100 MHz、1 V/Aおよび0.1 V/A、最大電流30 Arms/50 Apk、300 V、DC 12 V電源供給 |
CP6150 | 電流プローブ:DC〜12 MHz、0.1 V/Aおよび0.01 V/A、最大電流150 Arms/300 Apk、CAT I 300 V、DC 12 V電源供給 |
CP6500 | 電流プローブ:DC〜12 MHz、0.1 V/Aおよび0.01 V/A、最大電流500 Arms/750 Apk、CAT I 300 V、DC 12 V電源供給 |
SAP4000P | パワーレールプローブ:DC〜4 GHz、1:1、最大入力電力 50 kΩの周波数 |
ODP6050B | 絶縁型光プローブ:DC〜100 MHz、50X、最大差動試験電圧(DC+ピークAC)±25 V、電源は +6.0 V DC、DC 5 Vアダプタまたは7.4 Vバッテリ |
ODP6100B | 絶縁型光プローブ:DC〜100 MHz、50X、最大差動試験電圧(DC+ピークAC)±25 V、電源は +6.0 V DC、DC 5 Vアダプタまたは7.4 Vバッテリ |
SYN64 | 64チャネル同期分配器 |
よくある質問
QSIGLENT製品は購入時の校正書類対応可能ですか?
ASIGLENT製品は出荷時有料で3点セット(校正証明書・成績証明書・トレサビリティ体系図)対応可能です。
お見積り金額について、別途お問い合わせしてください。Qどのような位置づけのモデルですか?
ASDS5000X HDをベースにして画面や操作パネルを無くしたロープロファイル・オシロスコープです。
Q高さはどのくらいですか?
A1U です。
Q同期ユニットSYN64で何ユニットまで同期運転できますか?
A64ユニットを並列同期運転でき、最大で512チャンネルのシステムを組むことができます。
Q512chを同時サンプルできるのですか?
A厳密な意味で同時サンプルできるのは同じユニットのチャンネルのみです。異なるユニットとはサンプリング・クロックにスキューが生じます。
Q512chを取り扱うPCソフトウェアはありますか?
ASIGLENTは提供していません。ユーザーが自作することになります。
















