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EMIフィルタ付き相互接続部品 コネクタ

GLOSSARY

EMIフィルタ付き相互接続部品は、コネクタやケーブルアセンブリなどの接続部品に、EMI(電磁妨害)ノイズを除去するためのフィルタ回路を組み込んだ製品群です。これにより、システム全体の信号完全性と電磁両立性(EMC)を確保します。


EMIフィルタ付き相互接続部品の概要

1. 目的

電子機器の動作中に発生する不要なノイズ(EMI)が、ケーブルやコネクタを通じて外部に放射されたり、他の回路に結合したりすることを防ぐことが主な目的です。

特に、航空宇宙、防衛、医療、高速データ通信といった、信頼性やノイズ規制が非常に厳しいアプリケーションで不可欠な部品です。

2. 主な構成要素

相互接続部品に内蔵されるフィルタ機能は、主にフィルタコネクタによって実現されます。

フィルタ要素

詳細

平面コンデンサアレイ

各コンタクトに接続されたHOT電極とGND電極で構成される多層セラミック基板。小型で多数の信号線に対応し、高周波ノイズをグラウンドにバイパスします。

TVSダイオード

EMP(電磁パルス)やESD(静電気放電)といった高エネルギーサージから回路を保護します。

各種フィルタ回路

目的の減衰特性に応じて、C型、LC型、CL型、PI型、T型などのフィルタネットワークが形成されます。


フィルタコネクタの利点

EMIフィルタを相互接続部品に組み込むことには、基板レベルでフィルタを実装する場合に比べて多くの利点があります。

  • ノイズ源の隔離(シールド効果)

    • 機器のI/Oポートや筐体の壁に直接取り付けることで、ノイズが筐体外に出たり、内部に入り込んだりするのを最初の接点で遮断できます。

    • コネクタ自体がシールドとなり、外部からの放射ノイズに対する保護(イミュニティ)も向上します。

  • 省スペース化と軽量化

    • フィルタ部品がコネクタ内に集積されるため、プリント基板上の部品点数と実装面積を大幅に削減できます。

  • 信号完全性の維持

    • フィルタ機能のない接地回線や、高速差動伝送コンタクト(Coax, Twinax, Quadraxなど)とフィルタコンタクトを組み合わせることで、高速信号の整合性を維持しつつ、ノイズ対策を施すことが可能です。


代表的な製品

大手メーカーは、軍事規格(MIL規格)に対応した円形コネクタや角形コネクタなど、幅広い種類のフィルタコネクタを提供しています。

  • TE Connectivity (DEUTSCHシリーズ): 堅牢なEMI/EMPフィルタコネクタ。

  • Molex: 航空宇宙・防衛用途向けのEMIフィルター付き相互接続/RFコンポーネント。

  • Amphenol: 各種MIL規格コネクタと互換性のあるEMI/EMPフィルターコネクタ。


EMI/EMP Filter Connectors for Mission-Critical Military / Defense and Aerospace Applications. This video discusses EMI/EMPフィルターコネクタが、特にミッションクリティカルな軍事・防衛・航空宇宙用途でどのように使用されるかを説明しています。

EMI / EMP Filter Connectors for Mission-Critical Military / Defense and Aerospace Applications

下記資料では「Automotive Ethernet Compliance Test」について詳しく解説されています。

Automotive Ethernet Compliance Test Application

SIGLENT は、車載用 Ethernet トランスミッターのテスト対象デバイス (DUT) が仕様に準拠しているかどうかを確認するための 100BASE-T1 および 1000BASE-T1 車載用 Ethernet コンプライアンス テスト アプリケーションを提供しています。Ethernet コンプライアンス テストに必要な機器には、Ethernet コンプライアンス テスト アプ[…]

https://tm-co.co.jp/automotive-ethernet-compliance-test/

SSG6M80Aシリーズ
マルチチャネル・コヒーレント・マイクロ波信号発生器
主な特長
・最大周波数 13.6 GHz/20 GHz
・出力周波数分解能 最大0.001 Hz
・位相ノイズ < -136 dBc/Hz @ 1 GHz、オフセット 10 kHz(測定値)
・コヒーレントモード、搬送周波数 = 10 GHz、周囲温度変動 ±2℃、観測時間 5時間、位相変動 < 1.5°
・チャンネル間の周波数、振幅、位相を個別に調整可能。単一デバイスチャンネル同期および複数デバイスチャンネル位相同期をサポート。位相メモリ機能搭載
・アナログ変調、パルス変調(オプション)

SSA6000A シリーズ シグナルアナライザ

主な特長
・測定周波数範囲:2 Hz~50 GHz
・IQ解析帯域幅:1.2 GHz
・リアルタイム・スペクトラム解析帯域幅:400 MHz
・位相雑音:-123 dBc/Hz @ 1 GHz、10 kHzオフセット
・DANL:-165 dBm/Hz未満
・5G NR、LTE/LTE-A、WLAN、IoTをはじめとする複数の移動体通信規格および無線接続の信号の復調・解析に対応します。

SNA6000A シリーズ ベクトル・ネットワークアナライザ

主な特長
・周波数範囲:100 kHz~50 GHz
・ダイナミックレンジ:135 dB
・IF帯域幅範囲:1 Hz~10 MHz
・出力電力設定範囲:-60 dBm~+20 dBm
・4ポート(2信号源)Sパラメータ測定、差動(平衡)測定、時間領域解析、スカラー・ミキサ測定などに対応します。
・オプション・アクセサリとして、電子校正キット、スイッチ・マトリクス、メカニカル・スイッチを用意しています。

SDS8000Aシリーズ オシロスコープ

特長と利点
4チャンネル + 外部トリガーチャンネル
アナログチャンネル帯域幅:最大16GHz(8/13/16GHz)
リアルタイムサンプリングレート:最大40GSa/s(全チャンネル同時)
12ビットADC
低ノイズフロア:16GHz帯域幅で176μVrms
SPOテクノロジー
・ 波形キャプチャレート:最大200,000フレーム/秒
・ 256段階の波形輝度と色温度表示をサポート
・ 最大2Gポイント/チャンネルのストレージ容量
・ デジタルトリガー

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