結論から言うと、標準的な周囲温度(290 K / 約17℃)環境において、6dBの固定アッテネータ(受動素子)の各値は以下のようになります。
NF(雑音指数): 6 dB
Gain(利得): -6 dB
なぜそうなるのか?
減衰器やケーブルなどの受動素子(パッシブコンポーネント)が熱平衡状態(標準温度 T0 = 290 K)にある場合、その雑音因子(Noise Factor: F)は損失(Loss: L)と等しくなります(F = L)。
これをデシベル(dB)表記にすると、以下の関係が成り立ちます。
NF (dB) = Loss (dB)
Gain (dB) = -Loss (dB)
したがって、6dBのアッテネータであれば、損失が 6 dB なので、NFはそのまま 6 dB、Gainは -6 dB となります。
NF測定における実務上の注意点
NF測定においてアッテネータを挿入する場合、測定系全体のNFはフリスの公式(Friis' formula)に従って変化します。
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