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容量結合型単線ワイヤレス給電システムのモデリングにおけるパワーアンプの応用

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Aigtek

大地を帰路とする容量結合型単線ワイヤレス給電システムで、共振周波数・線長・負荷を変えて負荷電力を測定し、回路モデルとCSTシミュレーションを検証した事例です。パワーアンプATA-122Dの出力をLCLC回路経由でアルミ板に加えています。

実験名

大地の条件を考慮した容量結合型単線ワイヤレス給電システムのモデリング

研究分野

ワイヤレス電力伝送

実験内容

システムの回路パラメータを固定した条件で、システムの共振周波数、単線の長さ、負荷を変え、負荷が得られる電力を観察します。

実験目的

回路モデルとCSTシミュレーション結果の正しさを検証します。

使用機器

機器

型番・仕様

信号発生器

33220A

パワーアンプ

Aigtek ATA-122D

アルミ板

直径200mm、2枚

インダクタ

470μH、1個

銅線

半径1mm、長さ0.4/0.4/0.6m

抵抗

200/500/600Ω

実験手順

実験では2枚のアルミ板の間隔を3mmとし、アンプの出力電圧を調整可能なLCLC回路を介して下側のアルミ板に接続し、周波数が変わってもアルミ板への入力電圧が振幅100Vに保たれるようにしました。上側のアルミ板はインダクタと負荷を経て銅線に接続しますが、銅線の先には何も接続せず宙に浮かせており、大地を介してループを形成して負荷に給電します。大地は良導体ではないため、システムの効率はあまり高くありません。

図1:LEDと500Ωを接続した単線CPTシステムの試作機

実験結果

単線の容量結合型ワイヤレス給電は、一見ループがないように見えても、実際には大地とループを形成して動作することが分かりました。負荷が得る電力は場所によって異なり、システムが共振しているときに負荷は最大電力を得ます。

図2:負荷500Ω一定時の出力電圧の周波数特性図3:負荷200Ωおよび600Ωにおける出力電圧の周波数特性図4:単線の長さを変えたときの出力電圧の周波数特性

表1:理論モデル、シミュレーションおよび実験の結果

パラメータ

Case I

Case II

Case III

部品を含む単線の全長 l

0.43m

0.53m

0.63m

理論結果

単線と大地間の等価容量 Cw

5.26pF

6.38pF

7.48pF

単線のインダクタンス Lw

0.608μH

0.806μH

0.958μH

等価接地抵抗(1〜10MHz)Rg

628.75〜616.60Ω

510.12〜500.26Ω

429.15〜420.85Ω

共振周波数 f

3.29MHz

3MHz

2.78MHz

最大出力電圧 VLmax(振幅/ピーク)

42.83V

47.78V

51.87V

CSTシミュレーション結果

共振周波数 f

3.3MHz

3MHz

2.79MHz

最大出力電圧 VLmax(振幅/ピーク)

41.84V

46.18V

49.44V

実験結果

共振周波数 f

3.3MHz

3.05MHz

2.8MHz

最大出力電圧 VLmax(振幅/ピーク)

39.5V

42.5V

45V

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