「Radical/Ion switch(ラジカル/イオン・スイッチ)」機能について。これは主に、LC-MS(液体クロマトグラフィー質量分析)の分野、特に島津製作所などの分析機器において、DUIS(Dual Ion Source:デュアルイオン源)に関連して使われる非常に便利な機能です。
一言で言うと、「本来は別々の手法で測るべき成分を、一度の分析で同時に測れるようにする魔法の切り替えスイッチ」のようなものです。
1. 仕組み:ESIとAPCIを同時に
通常、MS(質量分析)では化合物の性質に合わせて以下の2つのイオン化法を使い分けます。
ESI(エレクトロスプレーイオン化): 高極性化合物(タンパク質、ペプチド、糖など)に向いている。
APCI(大気圧化学イオン化): 低〜中極性化合物(ビタミン、脂質など)に向いている。
「Radical/Ion switch」機能が搭載されたデュアルイオン源では、同じスプレーノズルからESIとしての噴霧を行いながら、同時にAPCI用の放電針でコロナ放電を行います。
2. なぜこの機能が重要なのか?
通常、極性がバラバラな混合物を分析する場合、ESIで一回、APCIで一回と、合計2回の分析(ラン)が必要でした。しかし、このスイッチ機能(DUIS)を使うことで以下のメリットが得られます。
時間の短縮: 1回の注入で両方のデータが取れるため、スループットが2倍になります。
未知試料への対応: 性質が不明なサンプルでも、「どっちのイオン化法が最適か」を一度に確認できます。
データの信頼性: 同じタイミングで溶出したピークに対して、両方のイオン化データが得られるため、同定の精度が上がります。
3. 注意点
非常に強力な機能ですが、以下のトレードオフもあります。
感度のわずかな低下: ESI専用機やAPCI専用機としてフルパワーで動かす場合に比べると、それぞれの最適条件が少しずつ妥協されるため、超微量分析では専用モードの方が有利な場合があります。
溶媒の制約: ESIとAPCIの両方に適した移動相(溶媒)を選ぶ必要があります。
まとめ
Radical/Ion switch(DUIS)は、「広範囲の化合物を、手間をかけずに一気に分析したい」という現場のニーズに応えるためのハイブリッドなイオン化技術です。
PR:
110GHz複素誘電率測定システム – FPOR製品(ネクステム株式会社)と協調してソリューション提供
弊社とネクステム株式会社は、協調して110GHz複素誘電率測定システム(FPOR:FABRY-PEROT OPEN RESONATOR)を提供いたします。 FPORお問い合せ先: ネクステム株式会社 ホームページhttp://www.nextem.co.jp/ Email: info@nextem.co.jp 電話:06-6977-7027 システムカタログ ダウンロード ネクス[…]
https://tm-co.co.jp/nextem_fpor/
![]() |
Dielectric constant:Dk = 1 – 15 (accuracy ± 0.2 %) Loss tangent:Df > 5 × 10–6 (accuracy ± 2 %)
1.0mmコネクタケーブルによる直接接続(VNAにエクステンダ不要) |
PR:
![]() ・USB VNA | ![]() |
![]() | SDS8000Aシリーズ オシロスコープ 特長と利点 |
![]() | SSG6M80Aシリーズ |
![]() | ![]() |
![]() | SSA6000A Series Signal Analyzer Main Features |
![]() | SNA6000A Series Vector Network Analyzer Key Features |
お礼、
T&Mコーポレーションは設立5年ですが、おかげさまで業績を着実に伸ばしており、
オフィスを港区芝(最寄り駅浜松町)に移転し、スペースも拡大いたしました。
欧米計測器メーカーが値上げをする中、(110GHz VNAでは1億円超え)
弊社では若干の値下げをさせていただき、Ceyear社110GHz VNAは5000万円以下です。
高額な設備投資を伴う製品開発では、市場投入までの時間(Time to Market)の短縮、「スピード感」が求められます。
電子計測器業界の「ゲームチェンジャー」として、高性能/高信頼/低価格/短納期を武器に
T&Mコーポレーションはお客様のご予算を最大限生かす製品群をご提案させていただいております。








































