本文へ移動

DONUT LAB全固体電池 「5分充電」を支えるインフラ(充電器)側の要件

GLOSSARY

DONUT LABが掲げる「5分充電(フル充電)」という驚異的なスピードは、電池側の性能だけでなく、それを受け入れるインフラ(充電器)側にも極めて高いスペックを要求します。

2026年現在の技術標準に照らし合わせると、この「5分」を実現するための要件は以下のようになります。


1. 超高出力な電力供給(kW数)

電池の容量を5分(1/12時間)で満たすためには、理論上、電池容量の12倍の出力(12C)が必要になります。

  • バイク(Verge TS Pro)の場合:

    • 電池容量が 20.2kWh 〜 33.3kWh。

    • これを10分以下で充電するために、車体側は 最大200kW の入力に対応しています。

    • 既存の「テスラ・スーパーチャージャー(250kW)」や「ABB製 350kW急速充電器」であれば、バイク側のスペックを十分に引き出せます。

  • 一般的なEV(乗用車)の場合:

    • 100kWhの大容量電池を積んだEVを5分でフル充電しようとすると、計算上は 1,200kW(1.2MW) もの出力が必要になります。

    • これは現在の一般的な急速充電器(50〜150kW)の約10〜20倍のパワーであり、インフラ側の最大の壁となります。

2. 充電規格とコネクタの対応

「5分充電」は、既存の規格をそのまま使うか、より進んだ規格を利用するかで実現性が変わります。

  • CCS (Combined Charging System):

  • 欧米で主流の規格。Verge社のバイクはCCSを採用しており、最大200kWでの給電を前提としています。

  • NACS (North American Charging Standard):

  • テスラが開発し、多くのメーカーが採用を決めた規格。V4スーパーチャージャーなど、将来的な高出力化が見込まれています。

  • MCS (Megawatt Charging System):

  • 大型トラック向けに開発された1MW(1,000kW)超の次世代規格。DONUT LABの「5分充電」を乗用車でフルに発揮させるには、このMCSのような超高出力規格の普及が不可欠です。

3. 熱管理とケーブルの冷却

短時間に膨大な電流を流すと、充電ケーブル自体が激しく発熱します。

  • 液冷式ケーブル:

  • 高出力を維持するために、ケーブル内部に冷却液を循環させる「液冷式」の充電器が必要です。

  • 電池側の「冷却不要」という強み:

  • 通常、急速充電では電池側の熱暴走を防ぐために出力を制限(タパリング)しますが、DONUT LABの全固体電池は100℃以上の高温でも安定しているため、電池側の都合で速度を落とす必要がありません。これが「最後まで5分」を可能にする鍵です。


インフラ要件の比較

項目

現在の急速充電器

5分充電に必要なスペック

出力 (kW)

50kW 〜 150kW

200kW 〜 1,000kW+

電圧 (V)

400V 〜 800V

800V 〜 1,000V (高電圧化)

ケーブル

空冷 / 一部液冷

強力な液冷システム必須

受電設備

高圧受電 (キュービクル)

さらに大規模な蓄電池併設型インフラ


まとめ:現実的な落とし所

現状では、「バイクなら既存の超急速充電器(200kW以上)で5〜10分充電が可能だが、大型SUVなどのフル充電には次世代のメガワット級インフラが必要」という状況です。

しかし、DONUT LABの電池は「100%まで速度を落とさず充電できる」ため、「同じ200kWの充電器を使っても、従来のリチウムイオン電池より圧倒的に早く終わる」というメリットがあります。

PR:

110GHz複素誘電率測定システム – FPOR製品(ネクステム株式会社)と協調してソリューション提供

弊社とネクステム株式会社は、協調して110GHz複素誘電率測定システム(FPOR:FABRY-PEROT OPEN RESONATOR)を提供いたします。 FPORお問い合せ先: ネクステム株式会社 ホームページhttp://www.nextem.co.jp/ Email: info@nextem.co.jp 電話:06-6977-7027 システムカタログ ダウンロード ネクス[…]

https://tm-co.co.jp/nextem_fpor/

  • 10MHz~110GHz誘電率測定セミナ・デモ風景

  • QWED社:FPOR:FABRY-PEROT OPEN RESONATOR

Dielectric constant:Dk = 1 – 15 (accuracy ± 0.2 %)

Loss tangent:Df > 5 × 10–6 (accuracy ± 2 %)

  • Ceyear社:3674P 10MHz~110GHz VNA ¥47,620,000.~

1.0mmコネクタケーブルによる直接接続(VNAにエクステンダ不要)

PR:

SDS8000Aシリーズ オシロスコープ

特長と利点
4チャンネル + 外部トリガーチャンネル
アナログチャンネル帯域幅:最大16GHz(8/13/16GHz)
リアルタイムサンプリングレート:最大40GSa/s(全チャンネル同時)
12ビットADC
低ノイズフロア:16GHz帯域幅で176μVrms
SPOテクノロジー
・ 波形キャプチャレート:最大200,000フレーム/秒
・ 256段階の波形輝度と色温度表示をサポート
・ 最大2Gポイント/チャンネルのストレージ容量
・ デジタルトリガー

SSG6M80Aシリーズ
マルチチャネル・コヒーレント・マイクロ波信号発生器
主な特長
・最大周波数 13.6 GHz/20 GHz
・出力周波数分解能 最大0.001 Hz
・位相ノイズ < -136 dBc/Hz @ 1 GHz、オフセット 10 kHz(測定値)
・コヒーレントモード、搬送周波数 = 10 GHz、周囲温度変動 ±2℃、観測時間 5時間、位相変動 < 1.5°
・チャンネル間の周波数、振幅、位相を個別に調整可能。単一デバイスチャンネル同期および複数デバイスチャンネル位相同期をサポート。位相メモリ機能搭載
・アナログ変調、パルス変調(オプション)

SSA6000A Series Signal Analyzer

Main Features
・Measurement Frequency Range: 2 Hz ~ 50 GHz
・IQ Analysis Bandwidth: 1.2 GHz
・Real-time Spectrum Analysis Bandwidth: 400 MHz
・Phase Noise: -123 dBc/Hz @ 1 GHz, 10 kHz offset
・DANL: Less than -165 dBm/Hz
・Demodulation and analysis of signals from multiple mobile communication standards including 5G NR, LTE/LTE-A, WLAN, and IoT, as well as wireless connections.

SNA6000A Series Vector Network Analyzer

Key Features
・Frequency Range: 100 kHz ~ 50 GHz
・Dynamic Range: 135 dB
・IF Bandwidth Range: 1 Hz ~ 10 MHz
・Output Power Setting Range: -60 dBm ~ +20 dBm
・Supports 4-port (2-source) S-parameter measurements, differential (balanced) measurements, time-domain analysis, scalar mixer measurements, etc.
・Optional accessories include electronic calibration kits, switch matrix, and mechanical switches.

お礼、

T&Mコーポレーションは設立5年ですが、おかげさまで業績を着実に伸ばしており、
オフィスを港区芝(最寄り駅浜松町)に移転し、スペースも拡大いたしました。
欧米計測器メーカーが値上げをする中、(110GHz VNAでは1億円超え)
弊社では若干の値下げをさせていただき、Ceyear社110GHz VNAは5000万円以下です。
高額な設備投資を伴う製品開発では、市場投入までの時間(Time to Market)の短縮、「スピード感」が求められます。
電子計測器業界の「ゲームチェンジャー」として、高性能/高信頼/低価格/短納期を武器に
T&Mコーポレーションはお客様のご予算を最大限生かす製品群をご提案させていただいております。

関連製品

ほかの用語

用語集の一覧
用語集の一覧へ

CONTACT

この記事に関するご相談・お問い合わせ

会員登録不要。原則1営業日以内にご返信します(土日祝・年末年始を除く)。

今すぐ電話する0120-620-115通話無料平日 9:00〜18:00