HDD(ハードディスク)とSSD(ソリッドステートドライブ)は、現在どちらも劇的な技術革新の渦中にあります。大容量化を牽引するHDDのHAMR(熱補助磁気記録)と、低コスト化・高密度化を進めるSSDのQLC NANDを軸に、それぞれの技術特性と2025年以降の展望を比較します。


1. 技術特性の比較:HAMR vs. QLC NAND

HDD:HAMR(Heat-Assisted Magnetic Recording)

従来の技術(PMR)では、磁気ディスクの粒子を小さくしすぎると熱でデータが消えてしまう「熱揺らぎ」が限界でした。

  • 仕組み: レーザーダイオードで記録面を瞬時に加熱(約400°C以上)し、一時的に磁力を弱めて書き込みます。冷却されると極めて安定した状態でデータが保持されます。

  • メリット: 面記録密度を飛躍的に高められ、1台で30TB〜50TB以上の超大容量化が可能です。

  • 課題: レーザー部品の追加によるコスト増と、ヘッドの耐久性(信頼性)の確保。

SSD:QLC NAND(Quad-Level Cell)

1つのメモリセルに4ビットの情報を書き込む技術です。

  • 仕組み: 電圧を16段階に細かく制御することで、TLC(3ビット)よりも25%多くのデータを詰め込みます。

  • メリット: 製造コストを抑えつつ大容量化でき、61.4TBや122TBといった超大容量SSD(ニアラインSSD)の実現に寄与しています。

  • 課題: 書き換え可能回数(耐久性)が少なく、書き込み速度もHDD並みに低下することがあります。


2. コストとTCO(総保有コスト)の差

2025年時点でも、容量単価($/TB)の差は依然として存在します。

項目 HAMR HDD (ニアライン) QLC NAND SSD (エンタープライズ)
容量単価 ($/TB) 1.0x(基準) 約5〜10倍
主な用途 アーカイブ、AI学習データ、コールドストレージ AI推論、データベース、高速演算
消費電力 稼働時は高いが、大容量化で電力効率向上 低い(特にアイドル時と読み出し時)
耐久性 磁気メディアの経年劣化のみ 書き換え回数制限(TBW)がある

3. 2025年以降の市場展望

最新の市場動向(IDCおよびベンダー予測)では、以下の「棲み分け」がより明確になるとされています。

  • HDDの牙城(非構造化データ):

    生成AIの普及により、学習用の膨大なRAWデータ(画像、動画、ログ)の保存先として、HAMR技術を搭載した30TB超のHDDがデータセンターの主流であり続けます。

  • SSDの進出(AI推論・高速処理):

    AIの「推論(回答生成)」フェーズでは読み出し速度が重要なため、QLC NANDを採用した大容量SSDが、従来のパフォーマンス重視HDD(10,000rpmなど)を完全に置き換えています。

  • 供給量の壁:

    一部の予測では「2020年代後半に価格が逆転する」という説もありましたが、現在のNANDフラッシュの生産能力では、世界中のHDD需要(ZB級)をすべてカバーすることは物理的に不可能であり、2030年以降も両者は共存すると見られています。


結論:どちらを選ぶべきか?

  • 「とにかく安く、大量にデータを残したい」(バックアップ、防犯カメラ映像、AI学習素材)

    👉 HAMR搭載のエンタープライズHDDが最適です。

  • 「容量も必要だが、アクセス速度と省スペースを重視したい」(AI推論サーバー、アクティブなデータベース)

    👉 QLC NAND採用の大容量SSDが最適です。

 

 

 

 

出典:Google Gemini

 

 

 

 

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