LoRa(Long Range)無線とWi-Fiの変換、つまりLoRa-Wi-Fiゲートウェイの構築や導入について。

この2つは特性が正反対なので、組み合わせることで「長距離通信」と「高速インターネット接続」のいいとこ取りができます。


1. なぜ変換が必要なのか?(役割の違い)

LoRaとWi-Fiは、通信の「距離」と「速度」において補完関係にあります。

特徴 LoRa / LoRaWAN Wi-Fi
通信距離 数km 〜 10km以上 数十m程度
通信速度 非常に遅い(bps〜kbps) 非常に速い(Mbps〜Gbps)
消費電力 極めて低い(電池で数年) 高い(AC電源や頻繁な充電が必要)
用途 センサーデータ、位置情報 動画、Web閲覧、大容量ファイル

2. 仕組み:ゲートウェイ(ブリッジ)の構成

LoRa無線をWi-Fiに変換するには、**「LoRaゲートウェイ」**という中継機を使用します。

  1. LoRa側: 遠く離れた場所にあるセンサー(温度、水位、GPSなど)がLoRaでデータを送信。

  2. ゲートウェイ: 受信したLoRaデータを処理し、Wi-Fi信号にパッケージし直す。

  3. Wi-Fi側: 現場にあるWi-Fiルーター(またはスマホのテザリング)に接続し、インターネット(クラウド)へデータを飛ばす。


3. 実装する方法(3つのパターン)

① 市販の産業用ゲートウェイを使う(確実・安定)

DraginoやMikroTikなどのメーカーから、LoRaWANゲートウェイが販売されています。設定画面でWi-FiのSSIDを入力するだけで「LoRa → Wi-Fi → クラウド」の経路が作れます。

② マイコンモジュールで自作する(安価・学習用)

M5Stackの「LoRaユニット」や、ESP32(Wi-Fi内蔵)とLoRaチップが載ったボード(TTGO LoRa32など)を使えば、数千円で変換機を自作できます。

  • 流れ: LoRaで受信 LoRa.parsePacket() → 文字列処理 → Wi-Fi経由でHTTP/MQTT送信。

③ LoRa P2P(ポイント・ツー・ポイント)

LoRaWANのような複雑なネットワーク規格を使わず、単純に1対1で「LoRa子機」から「LoRa-Wi-Fi親機」へ飛ばすだけの構成です。少数のセンサーを管理するならこれが最も簡単です。


注意点:免許と規格

  • 技術基準適合証明(技適): 日本国内で使用する場合、必ず「技適」マークのついたモジュールを使用してください(920MHz帯)。

  • 通信量: LoRaは帯域が狭いため、Wi-Fiのように画像や動画を送ることはできません。基本は「数値」や「短いテキスト」のやり取りになります。

どのような用途(例:農地のセンサー監視、工場の設備管理など)で検討されていますか? それに合わせて、最適な機材や構成を具体的に提案できます。

 

 

 

 

出典:Google Gemini

 

 

 

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