DUTとEUTの違い

 

DUTとEUTはどちらも「試験対象」を意味しますが、使われる業界・試験の目的が違います。

DUTとEUTの違い

項目

DUT

EUT

正式名称

Device Under Test

Equipment Under Test

日本語

被測定物・測定対象デバイス

被試験機器・供試機器

主な対象

部品・デバイス

製品・装置・システム

よく使う分野

半導体、電子部品、デバイス評価

EMC、安全規格、製品試験

MOSFET、IC、ダイオード、コンデンサ

電源、インバータ、家電、通信機器

主な試験

I-V、C-V、インピーダンス、特性評価

EMC、耐電圧、イミュニティ、放射・伝導ノイズ

 

1. DUTは「デバイスを測る」

例えば、SMM3312XでFETを評価する場合、

FET = DUT

です。

SMUからVgsやVdsを印加して、Idなどを測定します。

DUT → デバイスの電気的特性を測る

というイメージです。

 

2. EUTは「製品・機器を試験する」

一方、EMC試験などでは、

EUT = Equipment Under Test

という言葉をよく使います。

例えば、

  • エアコン
  • インバータ
  • 電源装置
  • 車載ECU
  • 通信機器
  • 家電製品

など、実際の製品・機器を試験対象にする場合です。

例えばEMC試験なら、

EUT(製品)

放射イミュニティ試験
伝導イミュニティ試験
放射エミッション試験
伝導エミッション試験

という流れになります。

 

3.一番簡単な覚え方

DUT = Device(部品・デバイス)

EUT = Equipment(製品・装置)

と覚えると分かりやすいです。

ただし、実際には完全に厳密な使い分けではありません。規格やメーカーによって「DUT」「EUT」「UUT(Unit Under Test)」などの用語が使われます。

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