SIGLENT SSA3000X-R シリーズは、標準でVNA(ベクトル・ネットワーク・アナライザ)機能およびDTF機能が組み込まれており、外付けブリッジなしでのS11/S21同時測定・表示に標準で対応しています。

SSA3000X-Rが「標準」でこの強力な機能を備えている点について、長所を整理しました。

 

SIGLENT SSA3000X-R のVNAとしての圧倒的な強み

リアルタイム・スペアナ(RTSA)としての高い基本性能を持ちながら、SVA1000Xシリーズ譲りのVNAハードウェアを標準搭載したことで、非常に贅沢な仕様になっています。

  • 外付けブリッジ不要(方向性結合器内蔵)

    ポート1に方向性結合器が内蔵されているため、追加アクセサリを購入することなく、接続するだけでS11のベクトル測定(スミスチャート、極座標表示)が可能です。

  • S11 / S21 の完全同時測定・画面分割表示

    内部リレーの切り替え待ちや接続変更をすることなく、入力反射(S11)と通過特性(S21)を1画面に分割して同時にリアルタイム掃引できます。

姉妹機「SVA1000X」と比較した際の違いとメリット

単に「VNAが標準でついてくる」だけでなく、ベースが上位のリアルタイム機(SSA3000X-R)であるため、専業VNAのSVA1000Xシリーズよりも優れたアドバンテージをいくつか持っています。

1. RF基本性能(感度と位相雑音)の優位性

SSA3000X-Rはリアルタイム解析を行うための強力なフロントエンドを持っているため、純粋なアナライザとしてのスペックがSVA1000Xより高くなっています。

  • DANL(表示平均ノイズレベル): -165  dBm/Hz(代表値)を誇り、微小なノイズや微弱なS21透過信号のキャッチ能力が上です。

  • 位相雑音(Phase Noise): -98  dBc/Hz, @1GHz, 10kHz offset(代表値)と、より低ジッタで綺麗な信号ソースをベースに測定ができます。

2. 周波数ラインナップの広さ

SVA1000Xは最大で7.5 GHz(SVA1075X)ですが、SSA3000X-Rシリーズは3.2 GHz、5.0 GHz、7.5 GHzの3モデル展開となっており、5 GHz帯(Wi-Fi 6等)の測定をターゲットにする場合、中間モデルの SSA3050X-R を選ぶことで無駄のないコスト選択が可能です。

3. VNAと「リアルタイム・スペアナ」の共存

これが最大のメリットです。VNAモードで回路やアンテナの整合を取った後、モードを切り替えるだけで、間欠的に発生するバーストノイズや周波数ホッピング信号を25 MHz(オプションで40 MHz)のリアルタイム帯域幅で100%捕捉(POI: 7.20 μs)できます。

まとめ

SIGLENT SSA3000X-Rは、「ブリッジ不要でS11/S21を同時測定できる高性能VNA」と「超高速リアルタイム・スペアナ」が最初から1台に完全融合しているという意味で、現在のローコスト・ベンチトップ市場において無類のコストパフォーマンスを誇るモンスターマシンです。

 

 

 

出典:Google Gemini (Gemini は AI であり、間違えることがあります。)

 

 

 

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SNA6000A Series Vector Network Analyzer

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・Dynamic Range: 135 dB
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