製品詳細
1. ブランド概要
EA Elektro-Automatik(ドイツEA)は、プログラマブル直流電源と電子負荷の世界的リーディングメーカーです。同社の製品は高いパワー密度、アクティブ力率補正(PFC、代表値0.99)、真の自動レンジ切替(True Autoranging)技術を核心特長とし、新エネルギー試験、自動車電子、航空宇宙、部品のエージング、電池試験、研究機関の実験室など幅広い分野で使用されています。
2. 対応可能な型番一覧
T&MはEA全シリーズの電源・電子負荷に対してチップレベルの修理能力を備えており、ベンチトップ型320Wから工業用30 kWまで全出力帯の機種に対応できます。
以上は主力のEAシリーズおよび代表機種のみを挙げたもので、記載のない特殊カスタム機種も修理可能です。直接T&Mにご連絡いただき、ご確認ください。
3. 修理事例
事例1:EA-PS8360-15Tが通電後まったく反応しない
お客様:西安市の某航空宇宙研究所
故障の症状:通電後、フロントパネルに何も表示されず、ファンも回らず、本体がまったく反応しない。
検査と修理:エンジニアが分解したところ、補助電源のパワートランジスタが破裂しており、周辺部品も損傷していました。補助電源を修復すると起動できるようになったものの、すぐに電源が切れてしまうため、さらに調べたところPWMのメインパワーMOSFETが破壊されており、原因はドライバ部品の機能異常にあることが判明しました。エンジニアがドライバ部品と同型番のMOSFETを交換すると、PWM駆動波形は正常に戻り、出力電圧・電流の指標も校正で合格しました。
事例2:EA-PS 9360-15 2Uの出力不正確と過温保護の同時発生
故障の症状:出力電圧の設定値と実測値の偏差が5%を超え、中~高負荷では過熱保護が作動し続ける。
検査と修理:エンジニアが分解したところ、出力側の大容量電解コンデンサの頂部が膨らんでおり、冷却ファンの回転数が低く、電圧フィードバック用分圧抵抗器の抵抗値が公称許容差を超えてドリフトしていました。エンジニアは膨張したコンデンサ、ドリフトした抵抗器、冷却ファンを交換し、ヒートシンクのほこりを清掃したうえで機器を再校正しました。
結果:出力誤差は±0.5%以内に収まり、全負荷で2時間連続運転しても過熱保護は作動しませんでした。
事例3:EA-PS 9063EPS電源の出力なし
故障の症状:正常に起動するものの出力端子に電圧が出ず、パネルに表示される設定値は正常。
検査と修理:エンジニアが通電して試験したところ、補助電源の二次側出力は正常で、PWM駆動信号もありましたが、メインの電力変換段から出力がありませんでした。続いて出力リレーが吸着していないことを確認し、リレー駆動回路のトランジスタの損傷を突き止めました。駆動トランジスタと出力リレーを交換して復旧し、各レンジの出力試験もすべて合格しました。
4. T&Mの修理の強み
迅速な対応:ご依頼を受けてから速やかに診断と見積りを行います。修理期間が短く、特急修理にも対応します。
専門チームと技術力:経験豊富なベテランエンジニアのチームが、チップレベル・部品レベルの修理に対応します。
充実した検査設備:専用のハードウェア検査設備と修理環境を備え、故障箇所を正確に特定します。
幅広い修理対象:Keysight、Tektronix、Rohde & Schwarz、Keithley、Teledyne LeCroy、Anritsu、Yokogawa など主要メーカーの各種機器に対応し、1台からまとまった台数の修理まで承ります。
高品質な修理:純正部品を使用し、修理後に校正と性能試験を行います。
修理保証:修理後は保証期間を設けており、延長保証もご用意しています。
付加サービス:計測器のレンタル、中古計測器の販売、アップグレード、点検・清掃メンテナンス、技術相談・トレーニングも提供しています。

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