特長
HCPX8000シリーズ 高周波AC/DC電流プローブ
・業界トップクラスの高性能電流センサ、帯域幅120MHzで世界最高水準を実現
・業界トップクラスの高周波電流検出技術、極めて低い波形歪み
・業界トップクラスの耐電磁妨害性能
・業界トップクラスの極小挿入損失
・高精度・高安定性能、精度は最大1%
・USB通信機能を搭載し、スマートプローブコントローラOT7001と組み合わせ可能
HCPX8000シリーズ電流プローブは、直流と交流を同時に測定できる高周波電流プローブです。特長は、広帯域、高精度です。スマートプローブコントローラと組み合わせると、プローブは市販の主要ブランドのオシロスコープの大半と通信し、減衰比、インピーダンス、遅延時間などを自動で設定できます。サードパーティ製の汎用オシロスコーププローブではプローブのパラメータを手動で設定しなければならないという長年の課題を解決し、オシロスコープ専用インターフェースのプローブと同じ使い勝手を実現します。しかも、単一ブランドのオシロスコープに限定されません。スマート制御機能が不要な場合は、アダプタで直接給電して電流を測定することもできます(オシロスコープのUSBポートからプローブに給電することはできません)。
1.センサヘッド:導体電流を検出する中核部品です。精密な半導体などで構成されており、周囲温度の急激な変化や外部からの圧力・衝撃で損傷するおそれがあります。取り扱いには十分注意してください。
2.開閉レバー:センサヘッドを開閉する操作レバーです。電流を測定するときは、まずレバーを引いてセンサを開き、被測定導線を入れます。次にレバーを押してプローブをLOCK状態にします。
3.出力インターフェース:標準のBNC出力インターフェースです。標準構成のBNC同軸ケーブルで、どのメーカーのオシロスコープにも接続できます。
4.過負荷表示灯:被測定電流がレンジを超えると、表示灯が赤色に点灯し、警報音が鳴ってレンジの切り替えを促します。
5.クランプ開放表示灯:点灯しているときは、プッシュロッドがUNLOCK状態であることを示します。測定時は、クランプがLOCK状態であることを確認してください。
6.消磁・ゼロ調整表示灯:消磁・ゼロ調整ボタンを押すと表示灯が緑色に点灯し、消磁が終わると消灯します。消磁に成功するとブザーが「ピピッ」と2回鳴り、失敗するとブザーが約1秒間長く鳴ります。
7.レンジ(Range)表示灯:現在のレンジの状態を示します。
8.消磁・オートゼロ(Degauss AutoZero)ボタン:本機を頻繁に使用すると、プローブのセンサに残留磁界が生じます。測定前に消磁とゼロ調整を行うと、測定精度を高められます。消磁・オートゼロボタンを押すと、消磁と自動ゼロ調整が行われます(約5秒)。
9.レンジ(Range)選択ボタン:電流測定レンジの選択に使用します。
10.電源ソケット:外部給電用のType-Cソケットです。DC5V/2Aアダプタが標準構成で付属します。
以下の安全上の注意事項を必ず守ってください。本書に従わずに使用すると、本機の保護機能が損なわれるおそれがあります。
短絡や人身事故を避けるため、被測定回路は300V以下としてください。
裸導体には触れないでください。コアとシールドカバーは絶縁されていないため危険です。
測定中は、被測定導体とセンサヘッドに触れないでください。
本機の出力端子(BNC)に接続するオシロスコープも、保護接地付きの二重絶縁構造のものを使用してください。
オシロスコープにほかの測定端子を接続する場合、その測定端子がほかの入力部に接続されていることで、本機の接続端子や内部回路が何らかの危険要因となることがあります。この場合は次の点に必ず注意してください。
本機を接続する測定端子とほかの測定端子の間には、過電圧カテゴリおよび汚染度に適合した基礎絶縁の機器を使用してください。
測定端子の基礎絶縁を満たせない場合は、安全な範囲を超える電圧を入力しないでください。
接続する機器の感電など安全性に関する注意事項を参照して使用してください。
本機が濡れた状態や、濡れた手で測定すると、感電事故が起きるおそれがあります。注意してください。
運搬・操作時は、振動や衝撃、特に落下による衝撃を避けてください。
直射日光、高温、多湿、結露のある環境で保管・使用しないでください。変形や絶縁劣化を招き、仕様を満たさなくなります。
使用前に、厳しい保管条件や輸送などによる製品の故障がないか確認してください。故障を確認した場合は、最寄りの代理店または販売元にご連絡ください。
本機は防水・防塵構造ではありません。ほこりの多い場所や水がかかりやすい環境では使用しないでください。
センサヘッドは、シールドケース、磁気コア、ホール素子で構成される精密部品を組み立てて加工した部品です。周囲温度の急激な変化や外力による衝撃などで損傷することがあるため、使用時は注意してください。
センサヘッドの上下の合わせ面は、精密な研磨工程を経て製造されています。操作時は合わせ面を傷つけないよう注意してください。傷があると機能に影響します。
センサヘッドの上下の合わせ面にほこりが付着すると性能に影響するため、柔らかい静電気防止布で軽く拭いてください。
本体と一体のデータケーブルと電源ケーブルは、断線により故障することがあります。使用時は、折り曲げたり引っ張ったりしないよう注意してください。
本機の汚れを落とすときは、柔らかい布に少量の中性洗剤を含ませて軽く拭いてください。ベンジン、アセトン、エーテル、ケトン、シンナー、ガソリンなどを含む洗剤は絶対に使用しないでください。変形や変色の原因となります。
給電には、本製品に標準構成で付属するアダプタを使用してください。
被測定電流が最大電流を超えないようにしてください。定格値を超えると磁気コアが飽和します。磁気コアが飽和すると、飽和している間は波形の一部が削られます。過大な突入電流では、磁気コアを正しく消磁できなくなることもあり、ゼロ調整をやり直す必要があります。
電源を接続した後、本機の自己発熱などの影響でずれが生じることがありますが、約30分後にはほぼ安定します。
トランスや大電流回路などの強い磁界、無線などの強い電流が近くにあると、正常に測定できないことがあります。
周囲温度などによって電圧がずれるため、連続して測定するときは注意してください。
被測定電流の周波数によっては共振音が出ることがありますが、測定には影響しません。
センサヘッド内の被測定導体の位置によって測定値が影響を受けます。被測定導体はセンサヘッド内の中央に置いてください。
測定時は、「unlock」表示が消えるまで開閉レバーを押し込み、レバーがロックされてクランプ部が確実に閉じていることを確認してください。クランプ部が確実に閉じていないと、正常に測定できません。
高周波領域で回路の高電位側をクランプすると、ノイズの影響を受けることがあります。必要に応じて波形観測器の帯域を制限するか、低電位側をクランプしてください。
オシロスコープのUSBポートからプローブに給電しないでください(ほとんどのオシロスコープのUSBポートは出力電流が足りず、プローブを動作させられません)。
出力端子を抜くときは、ロックを解除してからコネクタを抜いてください。ロックを解除せずにケーブルを無理に引っ張ると、出力端子が損傷します。
BNC端子以外の入力端子に入力するときは、入力端子の極性に注意してください。
連続最大入力範囲は、本体の自己発熱による温度上昇で決まる固定値です。この値を超える電流は入力しないでください。本機が損傷するおそれがあります。
連続最大入力範囲は、測定電流の周波数によって異なります。最大電流を超えて連続使用すると、プローブが焼損します。
最大入力範囲を超える電流を連続して入力すると、センサの発熱により内部の保護機能が働き、正常に出力できなくなります。ただちに電流の入力を止め、十分に冷却してから次の操作を行ってください。
周囲温度が高いと、内部の過電流保護回路により、連続最大入力範囲以下の測定電流でも保護回路が作動することがあります。
最大入力範囲を超える電流を入力して保護機能を頻繁に作動させると、本機が損傷するおそれがあります。
クランプ部を開くときは、必ず開閉レバーで操作してください。
HCPX8000とオシロスコープを接続し、オシロスコープのパラメータを設定します(スマートプローブコントローラを使用する場合は、オシロスコープを手動で設定する必要はありません)。
プローブをロックします。「UNLOCK」表示が消えれば、プローブはロックされています。
消磁・オートゼロボタンを1回押して、消磁とゼロ調整を行います。数秒後、成功を知らせるブザーが「ピピッ」と2回鳴ります。
ゼロ位置のオフセットを手動で調整する場合は、正常に電源を入れた後、測定するレンジに切り替え、「Degauss Auto Zero」ボタンと「Range」ボタンを同時に押します。ブザーが長く1回鳴り、「Degauss Auto Zero」表示灯が点灯すると、手動オフセット調整モードに入ったことを示します。「Degauss Auto Zero」を押すとゼロ位置が正方向に、「Range」を押すと負方向にオフセットします。必要なオフセット値に調整したら、測定を行えます。測定が終わったら、再び2つのボタンを同時に押します。ブザーが短く3回鳴り、「Degauss Auto Zero」表示灯が消灯して、ゼロ位置オフセット調整モードを終了します。
問題:直流を測定できない、または当該周波数帯の測定値が小さい/考えられる原因:電源が入っていない/対処方法:電源を入れる
問題:直流を測定できない、または当該周波数帯の測定値が小さい/考えられる原因:オシロスコープがACカップリングに設定されている/対処方法:DCカップリングに設定する
問題:直流を測定できない、または当該周波数帯の測定値が小さい/考えられる原因:センサがロックされていない/対処方法:センサをロックする
問題:自動消磁・ゼロ調整が成功しない/考えられる原因:消磁・ゼロ調整のときに、プローブが動作中の被測定回路をクランプしている/対処方法:被測定回路をオフにしてから、再度ゼロ調整を行う
問題:全周波数帯で振幅が小さい/考えられる原因:オシロスコープなどの測定器の入力抵抗が50Ω/対処方法:1MΩ以上に設定する
・電源(スイッチング式およびリニア式)の設計
・LED照明の設計
・電気自動車の設計
・新エネルギー
・インバータ式家電
・電気工学実験
・半導体デバイスの設計
・インバータ/トランスの設計
・電子安定器の設計
・産業用制御/民生用電子機器の設計
・エンジン駆動装置の設計
・パワーエレクトロニクスおよび電気駆動の実験など
・輸送システム(電動車両、機関車、アビオニクスなど)の設計
価格・仕様
| モデル | HCPX8030 | HCPX8030C | HCPX8030D | HCPX8030H | HCPX8050 | HCPX8070 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 価格(税込) | ¥330,000 | ¥341,000 | ¥451,000 | ¥462,000 | ¥407,000 | ¥451,000 |
| 分解能 | ||||||
| 10A | – | 2mA | ||||
| 5A | 1mA | – | ||||
| 7.5A | – | 1mA | – | |||
| 30A | 10mA | – | ||||
| 50A | – | 10mA | – | |||
| 70A | – | 20mA | ||||
| 立ち上がり時間 | ≤7ns | ≤5ns | ≤3.5ns | ≤2.92ns | ≤7ns | ≤11.6ns |
| レンジ | ||||||
| 10A | – | 2X | ||||
| 5A | 1X | – | ||||
| 7.5A | – | 1X | – | |||
| 30A | 10X | – | ||||
| 50A | – | 10X | – | |||
| 70A | – | 20X | ||||
| ピーク電流 | 50Apk | 75Apk | 100Apk | |||
| クランプ直径 | 5mm | |||||
| 帯域幅(-3 dB) | DC~50MHz | DC~70MHz | DC~100MHz | DC~120MHz | DC~50MHz | DC~30MHz |
| 終端負荷要求 | ≥100kΩ | |||||
| ケーブル長 | 1m | |||||
| 保存高度 | 12000m | |||||
| 過負荷 | ||||||
| 10A | – | ≥10APk | ||||
| 5A | ≥5APk | – | ||||
| 7.5A | – | ≥7.5APk | – | |||
| 30A | ≥50APk | – | ||||
| 50A | – | ≥75APk | – | |||
| 70A | – | ≥100APk | ||||
| 最大アンペア秒積 | 50A·ms | 75A·ms | 100A·ms | |||
| 電源方式 | DC5V/2A(標準アダプタ) | |||||
| 連続電流最大値 | 30Arms | 50Arms | 70Arms | |||
| 電流伝送比 | ||||||
| 10A | – | 0.5V/A | ||||
| 5A | 1V/A | – | ||||
| 7.5A | – | 1V/A | – | |||
| 30A | 0.1V/A | – | ||||
| 50A | – | 0.1V/A | – | |||
| 70A | – | 0.05V/A | ||||
| 確度(DC、45~66Hz、最大連続電流) | ||||||
| 10A | – | ±1%±2mA | ||||
| 5A | ±1%±1mA | – | ||||
| 7.5A | – | ±1%±1mA | – | |||
| 30A | ±1%±10mA | – | ||||
| 50A | – | ±1%±10mA | – | |||
| 70A | – | ±1%±20mA | ||||
| 最大絶縁電線電圧 | 300V CAT I | |||||
| プローブ重量 | 255g | |||||
| クランプ寸法(L×W×H) | 176×39.5×18mm | |||||
| 終端ユニット寸法(L×W×H) | 91.5×40×26.5mm | |||||
| 保存温湿度範囲 | -10~50℃、80%以下 | |||||
| 使用高度 | 2000m | |||||
| 使用温湿度範囲 | 0~40℃、80%以下 | |||||
| モデル | HCPX8150 | HCPX8150A | HCPX8300 | HCPX8300A | HCPX8500 |
|---|---|---|---|---|---|
| 価格(税込) | ¥517,000 | ¥550,000 | ¥726,000 | ¥759,000 | ¥847,000 |
| 分解能 | |||||
| 75A | – | 10mA | |||
| 150A | 100mA | – | |||
| 300A | – | 100mA | – | ||
| 30A | 10mA | – | |||
| 500A | – | 100mA | |||
| 50A | – | 10mA | – | ||
| 立ち上がり時間 | ≤29ns | ≤16ns | ≤58ns | ≤50ns | ≤70ns |
| レンジ | |||||
| 75A | – | 10X | |||
| 150A | 100X | – | |||
| 300A | – | 100X | – | ||
| 30A | 10X | – | |||
| 500A | – | 100X | |||
| 50A | – | 10X | – | ||
| ピーク電流 | 300Apk | 500Apk | 750Apk | ||
| クランプ直径 | 20mm | ||||
| 帯域幅(-3 dB) | DC~12MHz | DC~22MHz | DC~6MHz | DC~8MHz | DC~5MHz |
| 終端負荷要求 | ≥100kΩ | ||||
| ケーブル長 | 1.5m | ||||
| 保存高度 | 12000m | ||||
| 過負荷 | |||||
| 75A | – | ≥75APk | |||
| 150A | ≥300APk | – | |||
| 300A | – | ≥500APk | – | ||
| 30A | ≥30APk | – | |||
| 500A | – | ≥750APk | |||
| 50A | – | ≥50APk | – | ||
| 最大アンペア秒積 | 300A·ms | 500A·ms | 750A·ms | ||
| 電源方式 | DC5V/2A(標準アダプタ) | ||||
| 連続電流最大値 | 150Arms | 300Arms | 500Arms | ||
| 電流伝送比 | |||||
| 75A | – | 0.1V/A | |||
| 150A | 0.01V/A | – | |||
| 300A | – | 0.01V/A | – | ||
| 30A | 0.1V/A | – | |||
| 500A | – | 0.01V/A | |||
| 50A | – | 0.1V/A | – | ||
| 確度(DC、45~66Hz、最大連続電流) | |||||
| 75A | – | ±1%±10mA | |||
| 150A | ±1%±100mA | – | |||
| 300A | – | ±1%±100mA | – | ||
| 30A | ±1%±10mA | – | |||
| 500A | – | ±1%±100mA | |||
| 50A | – | ±1%±10mA | – | ||
| 最大絶縁電線電圧 | |||||
| CAT II | 600V | ||||
| CAT III | 300V | ||||
| プローブ重量 | 525g | ||||
| クランプ寸法(L×W×H) | 174×67.5×30mm | ||||
| 終端ユニット寸法(L×W×H) | 91.5×40×26.5mm | ||||
| 保存温湿度範囲 | -10~50℃、80%以下 | ||||
| 使用高度 | 2000m | ||||
| 使用温湿度範囲 | 0~40℃、80%以下 | ||||
付属品及びオプション
| 標準付属品 | 数量 |
|---|---|
| 電流プローブ本体 | 1個 |
| DC5V/2Aアダプタ(CK-605) | 1個 |
| BNC接続ケーブル(CK-310) | 1本 |
| USB給電ケーブル(CK-314A) | 1本 |
| 取扱説明書 | 1部 |
| 保証書 | 1枚 |
| 検査報告書 | 1部 |


T&M
即納ストア



































































































































































































































































































